宮古ブルー 再生の旅 ~ 母なる海の女神からの招待状 2

「子宮」

 

宮古島について執筆をしようとしたら「子宮」という言葉がくりかえし私の真ん中から浮かび上がってきた。

 

何が言いたいのだろう。

 

子宮について調べてみる。

 

これか ?  「子宮 = 宇宙」説。

 

あえて深追いをせず自分の感覚だけで書き進める。

 

子宮が宇宙だとしたら、男性は宇宙にはつながれないのか、それとも男性はまた異なる箇所で宇宙とつながるのか。

 

そもそも私たちは一人ひとりが「宇宙」なのだから、女性だけがはじめから「宇宙」を体内に携えているという考え方には違和感を感じる。

 

さらに膣について「参道=産道」という概念にしているらしいことが浮かんでくる。どうやら子宮=神社、そして膣は産道、参道なのだと定義づけ、そこから転じて「神社 = 宇宙」としているようだ。

 

もしそうだとしたら、そもそも論で神社とは自分の内側にある「宇宙根源神エネルギー」を外側に投影して偶像化したものだから、私たちを宇宙と切り離す役目はあっても宇宙とひとつにするものではないというのが私の「いま」の考え。

 

さらに神社は聖、あるいは清と穢れをわけてとらえているものの象徴。ということは「善悪二元論」の世界。

 

とすると子宮 = 宇宙と捉える世界観はすべてがひとつの「まる」ではなく、善悪二元論に基づいたものであるのだろうと推察できる。

 

この考え方は「父性社会」の特徴であり、「母性社会」にはその概念はあてはまらない。前者は「男神」の世界、後者は「女神」の世界。ただしこの時の「女神」は「女性性・男性性」の均衡バランスの整った「太母神エネルギー」の意味。

 

「宮古島」には竜宮伝説が残っているという。乙姫とか人魚姫とか、大体は「水の女神系」につながっているようだ。ちなみに私が「神」と表現するものは「人格神」ではなく、すべてを包括したところの「〇」という概念だったり、システムだったり、同時にそのエネルギーをあらわしている。

 

では「竜宮」とは何を意味するか調べてみたところ、それは「龍神」をあらわしているということらしい。

 

つまり、「宮」とは「神」の意 ?  だから子宮は宇宙 ? では「子」の意味は ?  もしも宇宙の意味をあらわしたいのであれば「子宮」ではなく「母宮」の方が自然なのでは ?

 

「母宮」=「龍神」とつながることの違和感はいまのところ「ない」。そもそも「子宮」と名付けているところに何らかの狙いがあるとか ?

 

ヨーガの概念に「クンダリーニ」というものがある。

 

なんでも私たちの体内にはトグロをまいた蛇エネルギーが眠っていてそれが目をさまし、背骨に添いながら上に登っていくことで「覚醒」が起きるという考え方。

 

私はこれも腑に落ちていない。

 

理由は男性と女性の骨盤の形が違うらしいという点。

 

骨盤の形が異なるのに、ということは骨盤の役割そのものに違いがあるのに男性、女性の身体の骨盤に近いところに一様に同じように蛇エネルギーが眠っているというのは、現時点では 「?」。

 

仮に蛇エネルギーが眠っているとして、そのうずまきの形や方向が異なるとか、一般には尾てい骨付近と言われているけど、本当は丹田あたりとか、あるいは男性と女性では「蛇エネルギー」の意味そのものが違うとか、何かあるんじゃないかと感じている。

 

あくまでも私の感覚では、の話。

 

つまり、現時点では「子宮 = 宇宙」説は、本物にたどりつかせないための「方便」あるいは「偽情報」の可能性があり、同時にクンダリーニ説に関しても100%共感できるまでには至っていないというのが私のいまの居場所だ。

 

ちなみに「偽情報」としているが、それが悪いという意味ではない。もしかしたら「本物」の要素が隠れているのかもしれない、けれど100%「本当」とは言い切れない、といったレベルでの「偽」。限りなくグレーに近いけれど、もしかしたら何かが視えてくるかもしれので、いまは「保留」ということだろう。

 

「宮古島」の「竜宮伝説」について書きたかったのだけれど、その前に、より道をしなさい、という指示がきたようだ。

 

さて、「宮古島」の「竜宮伝説」。「竜宮」とは「龍神」のこと。

 

私は「宮古島」とは、文字通り、「古い都があったところ」の意味と、「龍神」エネルギーの意味とがもつれあう、そう、「縄文に限りなく近いエネルギーのあるところ」というメッセージを隠しもった記号なのではないか、と感じている。

 

そして、「宮古ブルー」とは、「縄文ブルー」、ひいては「シリウスブルー」のことなのではないか。

 

シリウス、原初の神、水の女神系。これは「龍神」や「大蛇」ともつながる。

 

だから私は「呼ばれた」、そして私自身が「呼んだ」のではないか。

 

「宮古島」には、私にとって特別な何かがあった。

 

宮古ブルー  再生の旅 ~ 母なる海の女神からの招待状 1

 

何年ぶり、いや、もしかしたら何千年ぶりかの再会。

 

 

 

 

 

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