下唇のヘルペス、怒りの昇華 ~ 創造性の解放

この酷暑のせいか下唇に水泡があらわれた、一般的に言う「ヘルペス」。

 

肉体的に考えるのなら、酷暑・猛暑による肉体疲労、さらに免疫力低下。

 

メタフィジックな見方からすると、自分自身を取り巻く環境、そして自分自身の放った言葉に強い怒りを感じていると捉えるらしい。

 

こと「ヘルペス」という見方をするのなら、異性全体に強い怒りを感じていてそのことを表明しようとした直前に自分の中にその感情をおしとどめてしまって、つまり「抑圧」「封印」してしまって、結果それが「水泡」という現象になって身体の表面にあらわれたと解釈できるようだ。

 

「水」は感情の象徴。「泡」はおそらくフツフツと沸き立つものの暗喩。怒りがフツフツとわいているさまが「水泡」という形であらわれたということなんだろう。

 

うろ覚えの記憶だが確か唇は性器と相関関係にあるのではないか。

 

とすると「唇のヘルペス」は女性の場合「性器のヘルペス」とも捉えられる。

 

「性器のヘルペス」の場合、それはセックス・ライフに関係するという。自分自身でセックスをいけないものと裁き過ぎて相手、女性の場合は男性パートナーのことも攻撃することにつながるんだとか。

 

ここは一般論。ジェンダー的な解釈はひとまずおいておく。

 

 

「性器のヘルペス」に関してこんな内容が見つかった。

 

『もしあなたが相手に操られていると感じているのなら、あなたもまた別の領域で相手を操っているということを知ってください』

 

これはなんにでも応用が利く。

 

〇 もし相手に支配されていると感じているのなら、同時に別の領域で相手を支配している

〇 もし相手に疎まれていると感じているのなら、同時に別の領域で相手を疎ましく思っている

 

〇 もし相手に怒りを感じているのなら、同時に別の領域で自分に怒りを感じている

 

などなど。

 

また『セックス・ライフへの罪悪感は自分のセクシュアリティの抑圧と同じ。セクシュアリティを抑圧するということは自分の創造性を抑圧することと同じ』ということもわかった。

 

私は何者かに対して強い怒りを感じた。

 

けれどその怒りを表明する直前で感情をごくんと飲み込んでしまった。

 

もしかしたらそれは男性全体に対する怒り ? 男制社会全体に対する怒り ?

 

そういう背景が根底にあって私は性欲や性行為に対して強い罪悪感を感じている。

 

自分のセクシュアリティそのものを嫌悪し抑圧し封印し続けている。

 

それは言葉にできないほどの強い怒りを伴って。

 

けれどそれは自分の創造性にフタをしてるのと同じ。

 

自分自身の可能性の根源的な「否定」、それは「自虐」に過ぎない。

 

自分自身を否定して痛めつけるのはもうやめて。

 

自分自身を怒り続けるのはもうやめて。

 

あなたにはあなたにしかできない創造性を発揮するという歓びが与えられているのだから。

 

「女性性と男性性の仲直り」 = 「お互いの量子もつれ」=「創造性」。

 

その実現のために生を授かったのだから。

 

それがあなたが唯一無二の存在である証なのだから。

 

 

ここで「自己否定」は「自己肯定」へと変わっていく。強い「自己否定」は転じると強い「自己肯定」になる。「強い自己否定」と「強い自己肯定」のもつれ、それがいまの私に起きていること。

 

ヘルペスは直に治る。

 

なぜなら、ヘルペスからのお手紙に対して私はもうお返事を出してしまったから。

 

「暑い、暑い」と感じていたのは、外側の環境だけでなく私の宇宙内のエネルギーを感じてのことだったようだ。

 

「地球沸騰化」は実は私たち一人ひとりの中でも起きている現象の暗喩だということがわかる。

 

おそらくそれを「宇宙」とするのだろう、77億個の「宇宙」が一つの「〇」に、なる。

 

 

 

◇ 参考

 

『自分を愛して ! 』リズ・ブルボー著

心身医学の観点で書かれた本。同じような傾向の本を複数手にしましたが、一番長くお付き合いさせてもらっているのがこの本です。15年近く私の参考書として大事に活用させてもらっています。

 

おそらく、ですが、この著者はキリスト教徒のはず。そのため、内容には「許し」という言葉がたくさん出て来ます。

 

私はキリスト教の教えはほとんど響きがないため、自分流に解釈して、ひとひねり、ふたひねりをしながら楽しませてもらっています。

 

ここ数年ほぼ卒業かな、という状態の中で今回のようにたまぁにそれでも「大発見」のヒントが見つかるので、そこに自分色を加える。するとまったく新しい世界が創造されます。

 

 

 

 

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