愛犬に母性のめざめ ~ 犬猫異種協同・共同・共存生活のゆくえ

愛犬・宇宙・そら、2歳5カ月、パピヨン、雄。

 

もしかして宇宙・そらの中で母性が目覚めた !?

 

宇宙はスーパー・ハイパー、スーパー・フレンドリー、かなりアクティブなわんこです。

 

ボール遊びが大好きで、この酷暑の中でも毎日、海の公園で30分程度のボール遊びを楽しみます。

 

最近、他のわんこが近づいて来て宇宙・そらのボールを取っても、宇宙、怒らない。むしろ「どうぞ」とばかり、わざとボールを落として、お友達がスムーズにボール遊びできるように誘います。

 

「パス」みたいな感じ ?  

 

また他のわんこのボールが目の前に飛んできても、宇宙、それを取ろうとしません、人間的にみると、「どうぞ君がお先に」という感じ、でしょうか。

 

実はこれはわんこの中では珍しい行為です。ビビりで遠慮する、というケースはあるかもしれません、けれど宇宙のように割と怖いもの知らずの性格なのにボールを独占したりボールをくわえたまま暴走したりしない。

 

また先日、A君という、他の男のコが苦手なわんちゃんと一緒にお散歩をした時のこと。B君、宇宙に対しては吠えないコがA君に対してものすごい勢いで吠えまくりました。元々A君も吠えるコですから、大バトルに発展すると思いきや、宇宙、二匹ちゃんの間にすっと入って「まぁまぁ、落ち着いて」というような素振りをみせ、A君がおさまり、そのうちB君もおさまり。

 

宇宙はウンともスンとも言いません。ただA君とB君の間に身体をさしはさんだだけ。

 

人間でいうところの「仲裁」のようなことを瞬間的に成し遂げていました。その場のエネルギーをこともなげに中和した。

 

もちろん教えたわけでもなんでもありません。宇宙の本能でしょう。

 

ということは ?

 

例えば「ボールのシェア」「お先にどうぞ」の精神、そして「まぁまぁ落ち着こうよ、みんな仲間なんだから」といった敵対、防御などのエネルギーではない「協調性」エネルギーが優位に働くことが増えた、知らないうちに。

 

そういえば、誰か他のわんこと一緒にお散歩をする時、宇宙は少し先に歩くんですが、お互いの距離があくとその後、必ずと言えるくらい、自分のところにそのワンちゃんがたどり着くまで待っているんです。年上のコが年少のコを労わるかのように。実際宇宙より年上のわんこと歩いていても同じことをします。

 

宇宙の中では、もちろん「年功序列」のような意識はなくて、けれども自分はまっすぐ早く歩けることを自覚していて、たくさん寄り道をするわんこのために「待ってるよ、ゆっくりおいでよ、焦らなくていいよ、君のペースでね」と、なんともジェントルマンなこころが動くんじゃないかと。

 

その「ジェントルマン」も含めて、宇宙はもしかしたら自分の中に「余裕」が生まれて、あせらなくても大丈夫、ひとり占めしようなんてしなくても大丈夫、お先にどうぞ、とゆずっても大丈夫、必要以上に防衛本能を働かせなくも大丈夫、みんな自分のペースで大丈夫、という意識が育まれつつあるのかもしれません。

 

もしそうだとしたら、これらの意識、というか本能に近いのか、男性性のそれではなく、母性、あるいは女性性のそれではないでしょうか。

 

宇宙を育てているのは愛猫・海・うみ、10歳7カ月、日本系ミックスちゃんとラグドールの雑種、雌。

 

海、「うみ、水は人の母」というくらいに母性のかたまりとも言えるほど、同時に相当アクティブなところもある肝っ玉かぁさん。海・うみが「育てる」という意識をもっていなくても海・うみの中からは母性があふれまくり。その海・うみと二年以上暮らしているお蔭で、あの、やんちゃっこの宇宙・そらにも「母性」らしきものがめばえているのか、ただただウイルスのように母性が感染しているのか。

 

いずれにしても、犬猫異種の協同、共同、共存生活のお蔭で、宇宙・そらのポテンシャルは十分すぎるほどに発揮され、さらにますます引き出されていくんじゃないかと、あらためて驚きと歓びに包まれます。

 

同時に海・うみも若返ったようで、海・うみは二才半くらいの時にわが家にきましたが、もしかしたら過去最高レベルかと思えるほど「いま」元気に健やかに楽しそうに毎日を過ごしてくれています。

 

この二匹が放射しているエネルギーの影響を夫と私が受けないわけはない。

 

ということは、今回のこのテーマ、夫と私の宇宙の中でも起きていることなのかもしれません。

 

いゃあ、ありがたい。

 

海・うみのお迎え時にもいろいろありました。その後愛犬・華実・はなみとの淋しいお別れを経験しました。宇宙・そらを迎えてからの一年半は本当に大変で育児ノイローゼ気味 ( 実際には親子関係における「育児」だとは思っていません、便宜的にこう表現しました ) になったこともありました。

 

それらのすべてがGiftでした。

 

そのGiftはまだまだ続いてくれるんですよね、私の意識次第、でどんな風になるのか、無限の可能性を秘めて。

 

 

 

※ きょうも「です」「ます」調でまとめました。

 

私の中で大きなモノが動いたのですが、それを文章化するにはちょっと頭が重かったので、海・うみと宇宙・そらとの生活を通してさらっと執筆してみました。

 

 

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