愛犬の月誕生日 ~愛犬飛翔「わんこ村からの卒業」

愛犬・宇宙・そら、パピヨン。

 

彼の名前は先代犬・華実・はなみ、キャバリアが存命中に私に伝えてきた。

 

「僕がいなくなったらパピヨンと暮らして。名前は宇宙・そらだよ」

 

私の勝手な妄想では、華実は潜在意識の声を私にわかりやすいようにそう言語化したのだろうと感じている。

 

華実が亡くなり、宇宙・そらを迎えた。

 

華実は誰もが認める天使犬だった。中には「仏さまみたいなコ」という人もいた。

 

一方宇宙・そらははじめ悪魔が来たのかと思うほどスーパー・ハイパーだった。

 

おっとり、まったぁりした華実と異なり、全身で自己表現をする宇宙。

 

一歳半くらいまでは育児ノイローゼ気味。

 

「もう無理」

 

何度もくじけそうになりながら、やっときょうで二歳四カ月になる。

 

パピヨンらしく美しい飾り毛を風になびかせながら、いつもいつも幸せに満ち満ちて生きている宇宙。

 

そんな宇宙に「飛躍の時」がやってきた。

 

わが街はなぜかノーリード派が多い。

 

公園、そして公園以外のところを私設ドッグランであるかのように自由に飛び回るわんこ。

 

私にはどうしても馴染めなかった。

 

それでも宇宙の社会性のため、そんなわんこたちと積極的に触れ合う生活を選んできた、私はリードは離 (放) さない。正しくは離 (放) せない、かもしれない。

 

そんな中で宇宙は華実同様スーパー・フレンドリーなコに育ってくれた。

 

たいていのわんことご挨拶ができる。

 

最近はちょっと先輩風を吹かせて、月齢のちっちゃいわんこの指導係まではいかないけれど、ちょっとしたお手本レベルの動きまでみせてくれるようになった。

 

ご挨拶はこうするんだよ、ボール遊びはこうするんだよ、ホラ、こうやってお散歩するんだよ。

 

そう、宇宙は私が想う以上に自立心をベースに社会性をもったコに育ってくれたのである。

 

感涙。

 

そうだ、宇宙はもう自分の「宇宙」を生きている、私がどうのこうの、と考える必要もないくらいに。

 

ポン、と何かがはじけた。

 

わんこ村からの卒業のサインだ。

 

彼らと過ごした時間は大切な想い出へと変わる。

 

宇宙・そらのわんこ村は宇宙が創る。

 

おそらく「村」はいらない。

 

なぜなら宇宙・そらは「宇宙」を知っているコだから。

 

宇宙・そら、これからもよろしくね !

 

 

 

※ 

 

華実はいま思うと「分離不安」のコでした。そしてそれは私の特性でもあったのだと。

 

私の「分離不安」は心理学でいうところの「愛着障害」が要因となっていました。

 

「分離不安」も「愛着障害」もどちらも実はGiftです、治さなくちゃいけない欠点でも障害でもありません。

 

けれど時が来れば改善することもある。

 

ありがたいことにその時がきたようです。

 

明日「15日」は愛犬・華実の月命日。

 

華実と宇宙は毎月「14」「15」日は連携プレーで私に「飛躍」のエネルギーを送ってくれます。

 

パピヨン、蝶々、「飛翔」のシンボル。

 

「翔」の語源を調べてみました。

↓↓↓

「翔」の由来 「翔」という漢字は「羊」という文字と「羽」という字で構成されています。 一説によりますと、「羊」という字を使っているのは、同じ音の「ヨウ」から「揚(ヨウ)」の「高く上がる」という意味があるからだそうです。 それと羽を組み合わせて、高く上がり羽を広げて飛ぶといった意味になります。

 略 

翔り(かけり)

・『万葉集』

「ひさかたの天のみ空ゆあまかけり(天翔り)見渡し給ひ」(山上憶良)は、神の霊魂が空を飛び回る様を表しています。

↑↑↑

 

以下は私の解釈。

 

〇 羊に羽根がはえて高く上がり羽根を拡げて飛ぶ 

⇒ 意識の跳躍、覚醒の意味、また「羊」は「自己犠牲」の象徴であることから、「自己犠牲」からの解放の意味

 

〇 羽根を生やしたかのような意識エネルギーが空を飛び回る 

⇒ 宇宙意識、宇宙哲学の真理

 

 

宇宙・そらはだてに「パピヨン」ではないということみたいです。

 

 

 

◇ 参考

Domani 

「翔」の語源

 

 

 

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