神秘の作家 ~ 金色蜘蛛のお届けもの

わがベランダに金色の蜘蛛、太陽のひざしの中でキラキラと光り輝く。

 

時間帯は午前中。

 

なんでも蜘蛛は「カミさまの御遣い」で色によってそのメッセージが変わる場合もあるんだとか。

 

さっそくネットで調べてみる。

 

金色は金運アップのお知らせ。午前中の訪問は「最高の幸運の訪れ」を意味するとのこと。

 

一方、「夜」の蜘蛛は不吉なことが起きるよ、のサインだそうだ。

 

また「白色」だと「最上の幸運のお知らせ」の意味があるらしい。

 

風にのってやってきた蜘蛛なので波動が高くなっているとのこと。

 

その蜘蛛がやって来てくれたのだから、私自身も波動が高くなっている時、「いまがチャンスだよ」の意味が含まれているという。

 

いくつかのサイトを調べてみたが内容はほぼこのような感じ。

 

 

さて、私にはお気に入りの参考書がある。当エッセイを執筆する時によくお世話になる。

 

その参考書によると、

 

◇ 蜘蛛の体型は数字の「8」に似ている

◇ 蜘蛛の足は「8」本

◇ 「8」を横にすると無限大をあらわす記号になる

 

と、なぜか前エッセイ

 88888888 ~「エンジェルちゃん、ありがとう」~ さようなら 

につながる内容が出てくる。

 

さらに蜘蛛が見せる神秘として、

 

◇ 芸術的センスによる驚異の創造力

◇ メスが交尾後にオスを食べてしまう種類もあることから「母性のたくましさ」の象徴

◇ らせん状の巣をはることから、過去と未来のつながりを象徴している

 

の三点があげられている。

 

「8」と「らせん」で「DNA」につながるのでは ?

 

もしかして前エッセイの「88888888」は「DNA」レベルでの変化が起きたよ、の意味では ?   と私の妄想はどんどん膨らむ。妄想が膨らみすぎて「誇大妄想」や「被害妄想」を招く場合もある。私もずいぶん体験してきた。けれどほどほどの妄想は想像力のあらわれなので私的には自分のとっておきの個性だと捉えている。

 

それもそのはず、

 

◇ 古代人の多くは蜘蛛の巣の網目に文字をみた (それがアルファベットの起源とされている)

◇ このことから蜘蛛は「言語の父」「神秘の作家」と考えられるようになり、文才に恵まれている人は蜘蛛が守り神のような働きをしているかもしれない

 

そう、蜘蛛は「神秘の作家」として巣を編むことで「驚異の創造力」を発揮し、過去と未来をつないでいる存在だ、というのだ。

 

「古代」という点で 古代蓮、そして弁財天、蛇穴、蛇石、サラスヴァティー ~ 時空のもつれ【前編】 のエッセイとつながった。

 

しかもサラスヴァティー(の意識エネルギー )は『ウィキペディア(Wikipedia)』によると『初めは聖なる川、サラスヴァティー川(その実体については諸説ある)の化身であった。流れる川が転じて、流れるもの全て(言葉・弁舌や知識、音楽など)の女神となった。言葉の神、ヴァーチと同一視され、サンスクリットとそれを書き記すためのデーヴァナーガリー文字を創造したとされる(引用)』とある。

 

「蜘蛛」「古代」「文字」のエネルギーがひとつに重なり合った。これこそ、「らせん」エネルギーでは ?

 

 

あえてネット情報とこの内容とを並べてみた。

 

Chat GPTを使えば「蜘蛛」に関するネット情報はさらに細かいものまで見つかるかもしれない。

 

一方「参考書」をヒントにしながら自分の想いをのせ「文字」にするには時間がかかり、ある意味効率が悪いかもしれない。

 

どちらが好みかは人それぞれ。

 

私は時間がかかり、まどろっこしい作業をくりかえしながら、それでも妄想を膨らませながら自分の気を感じながら自分の芯を浮かび上がらせる、という今のいまのやり方がしっくりくる。

 

おそらく「綺麗」な文章を書くならChat GPTが、そこに人の魂の気がのせられるとより「美しい」文章になるのではないだろうか。もちろん「綺麗」と「美しい」にヒエラルキーは、ない。

 

デジタルにはデジタルの魅力が、アナログにはアナログの魅力があることを改めて再認識させてもらう。

 

金色蜘蛛のメッセージは「それでいいんだよ。あなたにはあなたの世界があるんだから」と言ってくれているようで、あちらの世界の存在に「ありがとう」を感じつつ、その一方でこれは私の「真ん中」からはりめぐらされた蜘蛛の巣が教えてくれたもので、私自身が「蜘蛛」でもあるということの証なのかと「うかうかしてられないな」と、私自身の宇宙はそう感じているのかもしれない。

 

この参考書にこんな素敵なフレーズがあった。

 

『人生は自分を基点にして織り上がります。私たちはみな運命の設計者であり、人生のストーリーを編む作家です』

 

また最後に『蜘蛛は古代文字の番人であることを思い出してください。蜘蛛は言葉の紡ぎ方を教えてくれます。紡いだ言葉が綱となり、読む人の心を捕える日がくるかもしれません』とまとめられている。

 

今回は引用が多くなってしまったけれど言葉の大切さ、ありがたさを教えてもらった気がする。

 

たかだか「蜘蛛」だからと相手をみくびらない。相手をみくびるということは自分自身の価値を下げることにつながる。たとえ小さくみえたとしてもすべては大いなる意識が創造したいのち。私たちヒトのいのちの重さや価値と変わりはない。

 

最近とみに虫を毛嫌いする傾向が強まっているけれど、もちろん私自身もたどってきた道。だからこそ「蜘蛛」ひとつ取ったってこんなに素敵なメッセージを届けてくれているということにいま気づけた。

 

気が付かなければただの「虫」、少しでも思いを寄せれば、大いなる自然の仲間。

 

そのどちらもがあって「蜘蛛」という存在がある。

 

 

 

※ きょうは頭が重く文章にひっかかりがあります。こういう時はたいてい大きな何かが動く時。

 

 

 

 

◇ 参考

 

『アニマルスピーク~自然の力を借りる』 テッド・アンドリューズ著

 

https://lani.co.jp/spiritual-kumo

↑ 蜘蛛スピリチュアル完全ガイド

 

 

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