セッションを受けてくださったクライアントさま・Sさまのお声です。
- ・セッション後のお便り
先日カウンセリングを受けたSです。その節はどうもありがとうございました。その後数日が経ち、GWも終わり今日から仕事ということでこのタイミングで感想を送らせて頂きたくご連絡差し上げました。
まず、カウンセリングを受け、かつ先生に「大丈夫」「自分が感じたことを信じてもいい」と仰っていただいたおかげで学びの中の迷い、不安がとても軽減されました。ありがとうございます。
母との関係を第三者に客観的に観ていただくのは初めてでしたが、自分でも薄々感じていた、母との癒着が浮き彫りになったこと、また、私が母の感情を敏感に察しているのと同じくらい、母も私の感情に同調しているのだとわかり、とても腑に落ちました。
闇を感じる作業の短縮バージョン(怒りだったら、怒り・怒り・怒り、と唱える)のも、早速活用しています。
ここからは自分の考えをまとめるための備忘録のようなもので長文になって申し訳ないのですが...
自分の過去の日記等を見返してみると、幼少から抱えてきた生きづらさの解消のため、2012年頃からスピリチュアル・心理学などに興味を持ち、引き寄せの法則、認知行動療法、その他多くの自己啓発メソッドなどを学んできたようです。
それでもいつも欠乏感や違和感を感じていたのは、先生の仰るとおり、善悪二元論が根底にあったからだと思います。人は、光と闇の光、Positive/NegativeのPositive、陰陽の陽、清濁の清であるべきで、どんな時もそうあり続けることがスピリチュアル的なゴールなんだ、と思っていました。
同時に、「今の私は肉体的にも精神的にも不十分(悪)だから、より良い人間(善)になるために、頑張ろう!」という前提があったために、スピリチュアル・心理学な学びが、どこかいつも、少し辛い、というか、学べば学ぶほど、自分の不十分さを指摘されているような感覚に陥っていました。
でも、その感覚さえも、「自分のための学びなんだから辛いはずがない。辛いと感じるということは、正しくできていないんだ」と考えて抑圧したり、「もしかしたらこの方法があっていないのかも、効果がないのかも」と、また新たなスピリチュアル本を買ったり・・と、一種のスピリチュアル・ジプシー状態になっていました。かなりのお金を使ったと思います(笑)
GW中は仕事が休みだったおかげで、自分の内面と向き合う時間がたくさん取れましたが、今日から仕事が再開し、日常の慌ただしさの中に戻ってみると、あっという間に、得た「気づき」を忘れてしまうのですが、そういうこともあるよね、くらいのおおらかな意識で、これからも自分と向き合っていこうと思います。
今までの私だったら、息をするように自己批判を繰り返していたので、「学びや気づきを活かせていない自分」を責め、さらに、「自分を愛さなければいけないのに自分を責めてしまった自分」を責める、というループに陥っていたと思います。
このループを断ち切るお手伝いをしてくださったこと、改めて御礼申し上げます。また壁にぶつかった時、ぜひ、カウンセリングをお願いできればと思っております。
改めて、この度はありがとうございました。
- 阿部より
Sさまは私のエッセイ 『 自分のドロッドロな闇を徹底的に受け容れる 』をご覧になってお申込みくださいました。ご自身ですでに私の考え方のワークをなさっていたとのこと。
それまでもスピリチュアル・心理学に興味をもたれてさまざまなワークもなさってきたご様子です。これは私自身がたどってきた道なのですが、大元に二元論があると私たちはなかなかループから抜け出せなくなります。どうしても最後に自分を責めてしまうからです。
Sさまはたくさんの知識があるにもかかわらず、とても素直に私の話を受け容れてくださいました。ジプシーはこれでおしまい、そんな感覚を得ていただけたのかも、と私にとっても大きな学びのセッションでした。
私自身、セルフでのある意味さまざまなジプシーをしてきたからこそ、今、このことがわかったのだと思います。過去、すべての体験が今につながった、と。
ありがとうございます。