ここ数日、鳥の応援団が続々とその姿をあらわしてくれています。応援団、としているのは私の勝手な解釈。なんでも鳥類は地球に存在する動物の中でも最古の部類に入る生き物なんだとか。鳥はカミと人間を、天と地をつなぎ、超越と向上を意味するものでもあるそうです。そこには「未熟な自分を成長させる」という含みがあり、鳥が私たちに伝えてくれるメッセージは、まさに「飛翔」だと。
先日、ご近所の植物園チックな公園に行ったとき、ビオ・トープに突然白鷺・シラサギがあらわれました。その後、河原の遊歩道をお散歩したら、そこに黒い川鵜があらわれました。
「白と黒の調和、の意味かな」
その時の感覚はそのまま過ぎ去ってしまう程度のものでした。そしてきょう。パソコンの画面に突然「白鷺」の画像があらわれたのです。その後、雨の中を一人で海の公園までお散歩したら、なんと4羽のカラス君に遭遇。数日前のエッセイで白黒コンビのカラス君との出逢いというお話をさせてもらいました。
きょうあらわれたカラス君の中にもまた一羽、白黒コンビのカラス君がいたのです。
こういう偶然を「共時性=シンクロニシティ」と呼びますが、これらが身の回りに多発した時は、あちらの世界とのコミュニケーションがうまくいっている時のサインだと。そう、なぜか私の周りで鳥君たちの応援メッセージがいきかっているようなのです。
ちなみに「共時性」は心理学者・ユングが提唱した概念です。
さて、白黒カラス君の意味する「白黒の調和、統合」のメッセージが最優先されるのか、それとも白鷺・シラサギの意味する「独立独歩」というメッセージが優先されるのか。話が前後しますが、鷺は同調圧力を感じることもなく、自分を型にはめることもないそうです。そのことから他の人が気にも留めないことに着目し、それを上手に活用できるチャンスがあることを教えてくれているんだとか。
まさに「ユニーク」、自由の象徴ですね。そこにカラス君からのメッセージ、「創造と神秘は日常のいたるところにある」が重なると、ユニークな創造性、それこそが神秘の力だ、というメッセージになるようで、このご都合主義の解釈こそ、彼らの応援を受けているからなのかもしれません。
そう言えば数日前、朝方カラス君が長時間大合唱をしていました。一般にカラスは嫌われ者のポジションにあるようですが、私はカラスは私たちを守護してくれている存在だと感じています。
あなたは鳥君からのメッセージ、どんな気持ちで受け止めるのでしょうか。どんな感じ方もOK ! 私たちは一人一人独立した存在、一つ一つユニークな命なのですから同じであるはずなどないのですよね。
※ 追記 当エッセイの前のエッセイはこちらです。やっとたどりつきました、「無力感」の大元の感情は胎内体験にありました !
今朝、登録読者さまにお届けする新時代型メール・マガジンを配信しました。その中で、「今朝、ぎっくり腰の症状があらわれてしまいました」というご報告をしたのですが、「ぎっくり腰」が私に何を伝えたかったのか紐解きをしたお蔭なのか、ぎっくり症状、軽症ではありましたが、「治っちゃいましたよ~」のお知らせまで。
そうなのです、症状は過ぎていく、風のように。抗いがその風を向かい風にかえてしまうのです。
参考『アニマル・スピーク~自然の力を借りる』テッド・アンドリューズ著
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当エッセイを長くご覧くださっている方にはこの本はお馴染みと言ってもいいくらい何回も登場していますね。この著者さんのことはまったく知らず、偶然と言ってもいいタンミングで数年前購入した書籍ですが、知らないうちに自然の存在が私に力をかしてくれているようです。書籍が何かの「精」を運んできてくれることがあるみたい。いえ、何かの「精」が書籍を運んできてくれたのでしょうか。