ご近所のプチバラ園のバラたち、ほぼ満開です。わがやのそばには二か所のプチバラ園があるのですが剪定をしっかりしていたバラ園のお花の方がてんこ盛り。
ということは植物は痛みがある方が自然治癒力の働きが大きい、ということなのかもしれませんね。そう、そもそも痛みが修復するときに自然治癒力が働くのですから。
バラたちのそんなメッセージ、しかと受け止めました。またバラは意外と農薬を使うのです。あの美しい花を楽しませてもらうための陰に農薬の働きがあるということ。私はバラに詳しくないので、農薬ではないものを使ってバラを育てている方がいらしたらぜひお話聞きしたいな~と感じています。
さて、わがやのベランダ・ガーデン。一言「てんこ盛り」。すごい、としか言いようがないくらい「てんこ盛り」。長いものは去年の10月くらいから咲き続けています。ゼラニウムなどはかつてないほどボリューミーに。これだけ陽気が良くなってくるとお花の水やりも一仕事。
今年は今までとちょっと違うぞ、というのはパンジーにちっちゃい虫がついているのですが、それも含めてお水をあげているということ。去年までは虫のついたところはつまんでしまったり、それ以前は「木酢液」ををまいたり。なぜ今年はやめたのかというと、虫がついているのはパンジーのプランターだけ。しかもお花はかなりショボンとしているので花期の終わりがきたのだろうと判断。いえ、本当はお手入れをすればもう少し長持ちしてくれるのかもしれません。なんとなく、今年は自然な流れに任せようと。
それ以外にはビオラだったり、スイート・アリッサムだったり、ノース・ポールだったり、の冬の定番アイテムがこってり。ほんと、こってり、というくらいの「てんこ盛り」。
宇宙にアンテナを伸ばしているの ? と感じるような葉牡丹も未だ黄色いお花をたくさんつけています。
オリーブの木やシマトネリコも元気。
そうなんです、元気じゃないコはパンジーくらい。パンジーだって10月ぐらいから咲き続けてくれたので一概に元気じゃないとは言えません。そう、みんながんばって「百花繚乱」状態。梅雨に入る前には夏のお花を植えたいんですけど、どこまで咲き続けてくれるのか、そんな様子を見守りながら。
わがやは農薬は使いません。農薬のいらないお花を選んでいるんでしょうか、無意識のうちに。ミニバラがありますがまだ今年は咲いていません。お手入れのほとんどは水やりだけ、というシンプルなスタイルが私流です。というより、面倒くさがり屋なのでシンプルでないと続かないというのが本当のところ。
そうなんです、わがやはお花だけでなく、わんにゃんのお世話もシンプルです。主人と私自身のお世話もシンプル。こうでなければ、というこだわりはなく、テキトーに自分が負担にならない範囲で。それが結果的にシンプルにつながりました。だからと言ってミニマリストというわけでもなく。
今年は特に「シンプル」が私のハートに響いたのかもしれません。
こんな時だから、自分の生活くらいはシンプルにしたいな、が本音なんでしょうか。自分の生活をシンプルにするためにはハートもシンプルにならざるを得ません。そういう意味ではある意味よかったんでしょうか、こんな流れも。
※ 追記 当エッセイの前のエッセイはこちらです。風薫る五月
去年の今ごろ、百花繚乱 というエッセイを書いています。よかったらこちらものぞいてみてくださいね。
今、微熱があります。一般的には「風邪」の症状です。「風邪」は台風のように身体の中を過ぎていくのであと数時間もすれば微熱もおさまるはず。ケアは何もせず。ここでも自然治癒力が大活躍してくれます。また、こうやって執筆をするとエネルギーが動くのでそれも一つのケアにつながります。
循環のエネルギー。
そうそう、風邪は風神の働きによるもの、らしいですよ。風神には神聖な風を起こす作用と風邪を起こす作用と両方の側面があるんだとか。もののみかたは一つではない、ということの象徴なのかもしれません。それとも「聖」と「邪」は表裏一体という意味なのでしょうか。