たった今、自尊感情が蘇りました。
先ほど、セルフで「サイキック・プロテクション・フレーム」という外からの攻撃的エネルギーの解除、というようなヒーリングを行ったのですが、ノド周りに尋常ではないエネルギーが流れ続けました。
ある考え方によるとノドに関連する感情、記憶として「自由に話してもいいのだろうか」と遠慮しているか、創造力をなくし他人のために生きている」というものがあるそうです。さらに私は幼い時しょっちゅう扁桃腺をはらして、小学生の時に扁桃腺を取ってしまったのですが、扁桃腺には「家族間の摩擦、いざこざ。子供の気持ちを無視」という記憶が関係しているらしく、なるほど。
そうなのです、私の両親はすでに他界しているのですが、わが家庭は大きないざこざではなく、小さないざこざがしょっちゅうありました。私はその中で自分の気持ち、感情を抑え込む、という自己防衛に走り、結果、「自分自身につながることができない」「自由に話すことができない」という状況があらわれていたことに、ここ数年気づいたばかり。
自分自身に向き合い、特に自分の影を受け容れ、統合する、という作業を5~6年は続けてきたでしょうか。それでもなぜか自己否定が残り、自己卑下もあり、どうも自尊感情が今一つ、と感じていました。
ところが、きょうのヒーリングでノドにエネルギーが入ることで、そこに詰まっていた記憶と感情の正体がわかり、ストンと腑に落ちました。
私は軽い「抑うつ傾向」にあったのだ、と。私の場合、日常生活に支障が出るほどではなかったので、性格的なものなんだろうと感じていたのですが、「抑うつ」について調べてみたら、「あ、これだ」と。「抑うつ」とは鬱々とした感情を抑圧する、という意味です。幼い時の家庭環境、両親との関係の中で、取り立てて虐待を受けた、乱暴に扱われた、という想いはなかったものの、家庭環境そのものが健全ではなかった、ということに改めて気が付きました。
我が家にはかなりの頻度で「負」のエネルギーが流れていて、私自身はそこそこ明るい性格だったのでそのことに気づかなかったのですが、いえ、気づかないような選択を無意識が選んでいたわけですが、それがここにきて、すべてつながった感じ。
そりゃあ、環境に「負」のエネルギーがあふれていれば、私のこころの中にだってたくさんの「負」があってあたりまえ。しかもそれを感じないように抑圧していた。
すごいですね。たったこれだけのことなんですが、「あぁ、そうだったのか」とわかった途端、自尊感情が私の中からあふれてきてきてみぞおちのあたり、ヨーガの概念でいうところの「太陽神経叢」のところがポカポカしてきて、知らず知らずのうちに微笑みが浮かんでいるのです。
前エッセイ巨大な虹 !? 彩雲、祝福のサインで巨大な虹型の彩雲がクッキリと出ていたよ、虹のメッセージは「完成の一歩手前、希望の時」というものらしいよ、とお伝えしましたが、さらに虹には「自己実現による感情の充足と繁栄」という意味もあるとのこと。
このことだったんですね。
私は私のままでいい。
このメッセージを親愛なるすべての友に捧げます。
※ 追記
当エッセイを執筆しながら、今、ハートにものすごい勢いでエネルギーが流れ込んでいます。愛が満たされ、心が満たされた状態なんでしょうか。
これが自尊心の正体なんだ。
ここ数か月、トラウマだったり、アダルト・チルドレンだったり、虐待だったりの本を読むことが多かったのですが、クライアントさまのため、であると同時に私自身へのGiftだったことがわかります。
私たちは必ず「負」の感情や記憶を抑圧しています。その事実に気づかなくても。それらは時にピョコピョコ顔を出してくれるのですが、それを再び抑圧してしまうケースも少なくありません。するとそれが他者への攻撃のエネルギーに変わったり、時に自分自身の身体を傷つけたり、という現象につながったりもします。
特に日本人は「抑圧」傾向の強い民族性をもっています。ネット上のあらゆるところでバトルが起きているそのためです。また、がんばる人、まじめな人ほど、重篤な病気になったりするのもそれらが要因になっているケースが少なくありません。海外ではその手の傾向をとりまとめた書籍も数多く出版されています。
私自身、この正体がつかめず苦しんだ期間がたくさんありました。正体がわかっても、なかなか抑圧ぐせは治らず、自尊心を取り戻すのにこんなに時間がかかってしまいました。
けれど、自尊心は蘇る。この事実がわかったことは大きな財産です。
幼い時の家庭環境で自尊心を傷つけられたり、きちんと育まれることなく大人になった方は多いでしょう。残念ながら今のところ特効薬はありません。けれどいつか自尊心が蘇り、光り輝くその日を信じて、ご自身の人生を歩まれるみなさまの命の力を心から信じることができるようになりました。
きょうは記念日になりそうです。
参考 『ライフ・ヒーリング』ルイーズ・L・ヘイ著 (ノド・扁桃腺に関する記憶、感情)