河津桜、いよいよ満開です。すでに新芽が伸びている木もありました。
風の強い一日。気温も少し低め。こういう日のお散歩はほんと、気持ちがいい。愛犬・華実と河津桜林へ。ハラハラと花の舞い。いやでも気分があがります。そばで女性グループがお花見を楽しんでいます。シニアなグループはカメラを設置して撮影会のもよう。ヒヨドリを獲ろうとしているのか、メジロとかでしょうか。
河津桜の横に大島桜の桜林もあるのですが、蕾が緑になりはじめている木、発見。こういう発見はすごく得した気分。少しくらい寒くたって、自然は絶対私たちの味方。自然の中に飛び込もうとすると、必ず何かのプレゼントをくれるものなのです。
その後、ツルニチニチソウ、芝桜、そしてサツキかな。みんな少しずつ花が開き始めています。お花をみると私たちのこころもほころびますよね、ちょっとだけハートがゆるんだ気分になります。
その後、海・うみの公園へ。対岸の房総の低い山並み、正しくは丘隆がクッキリとみえ、なぜか足元の海の水がものすごく綺麗。強風だから ? 空が青いから ? 雲も神秘的。ここ数日、空がドヨンとしていた日も多かったけれど、真っ青な空と真っ白な雲。
今、ベランダの外を眺めたら、やっぱり。緑がキラキラ輝いています。
こういう自然の美しさ。まだまだこの地球は捨てたもんじゃない。わが街のような、こんな埋め立て地でさえ、たくさんの生命の息吹が感じられるのですから。
わがベランダの花たちもこんもりしはじめてくれています、一度ヒヨドリにこれでもか、っていうくらい食べられたのに。今でもまだヒヨドリは来訪します。時々お花を食べていきます。
それでも、まっ、いっか。多分ヒヨドリと花たちは共生の関係だから。私もその隅っこに加えてもらえるかもしれないので。
自然を生活の中に取り入れるのと同時に、自然の中に飛び込む、融け込む気分はどうでしょう ? なんとなく今の地球はそういうことを私たちに求めているんじゃないかと感じるのです。河津桜の花びらの舞いは、「おいで。私の中へ」と誘ってくれていたような気がするから。
※ 追記 当エッセイの前のエッセイはこちらです。自分の攻撃性を受け容れた先にみえてくるのは ?
華実は川沿いの遊歩道で見知らぬ男性に撫でられてご機嫌。シニアな男性です。その男性も「ほほぅ」とか言いながら幸せそう。こういう関係、ホッとしますよね。
春模様、花模様も当エッセイと同じような傾向のエッセイです。よかったら併せてご覧ください。
そうそう、きょうも海猫ちゃんが「飛行」姿を目の前でみせてくれましたよ。