心理学の幅が拡がりました。
ビジネス心理学、行動心理学、という心理学があるんだとか。「あるんだとか」って、恥ずかしいかな、けれど知りませんでした。さぁっとみた限り、なるほど、起業家としてセラピストをしているみなさんって、大体ビジネス心理学を学んでいるみたいですね。だから、私と視点が違うんだ。
そのことがわかり、純粋に良かったな、と感じています。さっそく一冊、ビジネス心理学本をオーダーしちゃいました。
さて、その流れでもあるのか、人は好きな食べ物によって、ある程度性格的特徴がわかれるとしている心理学説がありました。こちらもにわか勉強ながら、なかなか興味深い内容です。
私は甘いもの大好き、なんですね。それってどんな性格 ? と思ってみてみると、「人に好かれたい、認められたいという欲求が強い」らしいのです。また相手の誘いにのりやすいので人助けしやすい。甘味はセロトニンを分泌させやすいのでリラックス効果が高く、その場での安定を望みやすい、とのこと。
大体こんなところらしいのですが、一言で「甘えん坊」なんだとか。
確か甘いもの好きって、愛情を求めているから、という考え方もあったはず。そもそも甘えん坊で誰かに甘えたいし、人に好かれたいし人に認めてもらいたいからその補償として甘いものを欲しがるということでしょうか。
また鶏と卵的なところもあって、甘いものを食べると甘えん坊の傾向が強くなる、という捉え方もあるそうです。
これは血液型占いと同じで、そういう傾向があるかも、という感じで捉えた方がいいかもしれません。心理学は他にもさまざまな性格的特徴分類の仕方があるのですが、ある程度のグルーピングはできても最終的には一人一人異なる心理があるためです。
私はセッションの時に心理学の理論を参考にはしますが、すべて心理学理論で判断はしません。直感で「こういうこと ? 」ということが浮かんでくることが多いからです。それとやはり一対一で向き合う、ということは体系立てた理論に「スポッ」と落とし込めるものではありません。
脱線しました、話を元に戻しますね。
私は小さいときから相当な甘党です。子どもの時は鼻血が出るまでチョコレートを食べたりもしていました。関係ないかな、鼻血とチョコレート。そのくらいチョコレートが好きだったということです。
今でもランチの後のスイーツ習慣は抜けません。ある意味依存症ですね、甘いもの依存。
依存症はそれを「いけない」と思いすぎることで重篤化していくものだとされています。私の場合、今はセーブできる範囲での甘党なので、ボチボチ大丈夫かも、というところでしょうか。
ただし、小さい頃の私はもしかしたら淋しくて淋しくて仕方なかったのかもしれません。人に好かれたいよ~、認められたいよ~、という承認欲求が強かった。改めて当時の自分の気持ちに触れることができて良かった。それに相手の誘いにのりやすいので人助けしやすい、というのはまさに、という感じですから、自分の性格と食べ物の関係、それなりの相関関係がみえてきます。
ちなみに東洋医学的には、甘味は養分を補給し、胃腸の働きを整える作用があると言われています。それとリラックス効果。それでも過剰にとるのは禁物、と、さすが東洋医学はちょっと手厳しいかも。甘いものの採りすぎは身体を冷やしますしね。
私は今、きっと「過剰」にとっています。けれどそれなりに理由がある、というか、身体とこころが欲している状態のようなので「いけない」と自分にダメ出しはしません。少しだけ控えめにしようかな、という感じです。
そういえば最近男性もスイーツ好き増えていませんか。飲みにいっても甘いお酒を選ぶ人が多いそうです。
みんな淋しいんだな、甘えたいんだな。それがわかっただけでも素晴らしいことかも。そこには「孤独」のかげがあるんですね。
自分自身の「孤独感」を抱きしめて仲直りする。自愛 self loveです。
こうやって心理学は拡がります。なかなか奥の深い世界です。
※ 追記 当エッセイの前のエッセイはこちらです。ハートの体幹を鍛えよう
ベランダの葉ボタンが急にのびています。花言葉を調べてみました。
「祝福」「利益」「愛を包む」「物事に動じない」「慈愛」
どれも素敵ですが「愛を包む」「慈愛」あたりが当エッセイとシンクロしていそうです。