すごいですよ~、こんなにも愛おしさがあふれている。
前エッセイ多動性ちゃんをしっかりサポートしてくれる犬猫ネット・ワークでお話したように、本日、新しいメール・マガジン発行のお知らせをしました。詳細はあらためてお伝えしますね。
そのメール・マガジンのご登録者さまに「あなたのペット君自慢をお聞かせください」というような項目を設けたんです。
そしたら。
やっぱりみんな動物君大好き、ペット君大好き、じゃないですか。ほんの数行のコメントに愛おしさがあふれまくっているんです。
これこれ、私が望んでいた世界はこれ、なんです。
私は「一応」ホリスティック・ケアの専門家です。資格を有する人を専門家、というのなら対象外ですけど、独学での知識の上ではそれなりに。なんとも負けず嫌いなので。
ところが以前ある人に言われたことがあるんです、「ホリスティック・ケアって入り口が病気の場合が多いから」。そうなんですよね、ご家族や犬猫ちゃんが病気になって、どうも西洋医学では足りないところがある、あるいはもっと選択肢があるんじゃないか、ということでホリスティック・ケアにたどり着くケースがほとんど。
そう、健康不安のある人がたどり着くのがホリスティック・ケア、となっている。もちろんそれが悪いという意味ではなく。
実はホリスティック・ケアは、「心身魂」のバランスとか自分の身体は小宇宙とかいう割に、心レベル、魂レベルの情報は希薄なんです。心レベルと言えば心理学が適切なんですが、現実にはかなり置き去りにされ、また魂というと「仏教」が精いっぱい。
私はずうっと「ホリスティック・ケア」というのは命まるごと、命全体を観ること、感じることなんじゃないかと捉えていました。健康か病気か、というより、宇宙の一部としてバランスが取れているのかどうか、そこがとても大切なはず、と。
まぁ、何の資格もない私がそんなことを言っても、ほとんどの人は耳を貸さないのが現状です。私自身答えが見えない。
ところが、ですね、独学でもつきつめていくと、自分の欲しかったフレームがちゃんとみえてくるものなんですね。
私たちの「心身魂」のバランスは仏教やその他の宗教では語れません。「宇宙論」だってそうです。みんなそれぞれに視ている視点が違うから。だから教義だってそれぞれじゃないですか。それがいけない、というのではなく事実としてみんな捉え方がバラバラなんです。
それらの枠を全部取り払って「ゼロ」に戻してシャッフルして、自分自身で再構築することによってはじめて「心身魂」のバランスがみえてきます。宇宙全体での自然・じねんシステムが感じられるようになるんです。それを私は自分の「心身魂」で感じ続けてきました。
その結果としてたどり着いたのは、自己愛 self love の世界です。自己受容、自己肯定、自己評価の世界です。私たちはたいてい自分のことが嫌いです。自分のことが本当に好きな人は、人を攻撃対象とみなしません。自分が好きだから、他者に対しても同じように「好き」という気持ちを投影するからです。
動物君はこの世界で生きています。自分が好き、他者も好き、みんな好き。彼らが闘いに臨むのは生存競争上、やむを得ない時だけです。
人間界ではそのやむを得ない状況が膨らみすぎて、そこいらじゅうで対立のエネルギーが渦巻いています。それは自分自身の中の対立のエネルギーのあらわれです。誰かが、と言っていても、実は自分が、であることを受け容れられない。だから対立、闘いのエネルギーがどんどんどんどん膨らんでいく。
それが時に、自分やペット君への「攻撃」となって、結果「病気」という現象が起きることもある。
逆説的にみていくとすぐわかります。「病気」は自分にきらいなところがあることの現象化、サインであることに。またまたこのことも受け容れられなくて、「いや、病気の原因は〇〇菌だ」「ウイルスだ」「食べ物だ」とかの主張をし続けるようになる。それらも「経験」「体験」なので不要、という意味ではないんですけれど、欧米では「自己統合」こそが最大の予防医学である、との学説がかなり広がっています。日本では「自己統合って何 ? 」の世界ではないでしょうか。
さて、私は自分自身に徹底的に向き合ったお蔭なのか、自己愛 self love をやっと自分のものにすることができたみたいです。その証拠が、メルマガに書かれたたくさんのコメントに対する「愛おしさ」という感情によってあらわされました。とにかくみなさん、かわいいの、ピュアになれるんですよ、ペット君自慢をしている時のママさんって。
自慢って、あまり良い意味で捉えられていないけれど、いいじゃないですか、ペット君自慢、大いにしましょうよ。そこにその人の「自己評価の基準」があらわれてきます。ちゃんと自分を評価できている人なのか、残念ながら自己評価の低いタイプなのか。
自己評価が低ければ高くできるのびしろが大きいということ。
実は日本人というのは、先進国の中で一番自己評価が低い民族らしいんです。ほ~ら、のびしろいっぱい。それを知るキッカケのひとつがペット君自慢だというのなら、大いに自慢しまくりましょう。
心理学を学べばこの辺の理論はすぐに理解できます、たとえ独学でも。逆に独学だからみえることもたくさん。確かな情報ではありませんが、欧米では医療従事者には「心理学」は必須、とのお話、どこかで目にしたことがあります。
民族性の違いもあるかもしれないけれど、欧米の優れたところ、学ぶべきところ、上手に取り入れられると、日本という国そのものが変わるような気がします。
いゃ、また話が大きくなりすぎた。
好き、という気持ちと自慢、という行為、つなげてみるとわかるんです。私はこんなにペット君が好き。だからこんなに自慢なの。素敵でしょ、欠乏のエネルギーではないんです、不安のエネルギーではないんです。
欠乏も不安も大切なエネルギーであることに変わりはありません。けれど「好き」が原点と、「不安」が原点とだと、そこに生まれる現実が変わってきます。
「こんなに好きなの」という満足感と「不安でいっぱい、それを感じないように何かで補填」というそもそもの欠乏感。
私たちは本来「満たされた」存在です。何一つ足りないものなんてない。ところがどこかで強い「欠乏感」「飢餓感」を植え付けられてしまった。その反転が起きたんです、私の中で。だからみなさまのコメントが愛おしくて愛おしくて仕方ない。
よかったらあなたもこちらのメール・マガジンのご登録フォームでペット君自慢しませんか。多分書いているだけで気分があがるはず、波動が軽くなるはず。
あぁ、ペット君ってやっぱり愛の存在です。
健康不安が大きくて、人より何倍もの健康情報を勉強した私をものの見事にエネルギー転換してくれました。もう平気だよ、健康不安は手放していいよ、のメッセージと共に。その起点は、私の、大きな健康不安です。
メルマガに登録して私とつながってくださったみなさま、ありがとうございます。たったあれだけの仕組みなのに、私の中の意識の大変容が起きてしまいました。
これからも楽しいエネルギー、お互いに循環していきましょう。私たちにとって大切な師でありパートナーであるペット君と共に。
※ 追記
過去の意識体系を手放すとでっかいご利益がある、と実感させてもらいました。それが大きければ大きいほど勇気がいる。けれどご利益も比例する。