雨の一日。やっぱり雨には浄化の意味がありますね。外を歩いてきたら、ものすごく気分が良くなりました。鳥のさえずりが半端ないし。
さて、下痢と発熱、頭の激痛という大大デトックスのその後のご報告です。ことの次第はパソコンは復旧しましたが大大デトックス中ですでお話しましたね。
一旦復活モードに入ったものの、ショッピング・モールで「風邪もらい」。それがくすぶって、完全復活は昨日でした。実質10日間のデトックス。前半の苦しみに比べれば後半の苦しみは苦しみのうちに入らないほどでしたけれど、それでも結構なダルダル。
ではこのデトックスによってどんなご利益がもたらされたのか、と言うと「鼻づまり」の解消です。私は以前重篤な花粉症だったんですが、それを克服させてもらっていました。ところが去年の春くらいから、かなりの頻度で鼻づまりが起きるようになってしまったのです。ずぅっと鼻づまりかと言うとそうではなくて、スポーツ・クラブに行くと呼吸が苦しくなったり、夜寝ようとすると呼吸がしづらくなったり、の繰り返し。花粉症の症状か、というとどうもそうでもないらしい。
調べてみると、どうやらメンタルの影響。鼻づまりによって呼吸ができないというのは生命とつながっていない、生命の喜びを感じていない、ということだ、という説にハートが響きまくりました。どうやら私は自分のそういった状況を含めて「鼻持ちならない」と感じていて、自分の感受性の強さを責めまくっていた様子なのです。
それが、嘘のようになくなりました。
そう、私は自分の豊かな感受性を受け容れ、自分自身の人生の喜びを受け容れるという選択をしたようなのです、私の潜在意識。
このように、潜在意識を理解し、認識するには多少の時間がかかります。顕在意識で「あれ ? 花粉症かな」と感じて花粉症のケアをしたとしてもこの、潜在意識の解き明かしはできません。そもそも身体にあらわれている症状のすべては自分の潜在意識と関係している、という説が受け容れられなければ、この手の解決には至りません。
何が良い、悪い、正しい、まちがっている、ではなく、意識や感情と身体の症状の関係を理解すると、人生の根本レベルでの課題が改善されるチャンスにつながるんですよ、というお話です。
今回、私のメインの症状は「下痢」でした。下痢に象徴される意識としては「自分の価値を貶めないでちゃんと自己肯定、自己評価しなさい」というものだったのです。
つまり私は自分自身の価値をきちんと認められず、強い自己否定を抱いていた。それが一年半以上もの間の鼻づまりの原因ともなっていた。4日間の水様便によって、私の自己否定感情はリセットされた。その後の風邪による微熱、ダルダルは血管をさらに緩めるためでした。
私は全身を緩めて自分の価値を適切に認めるチャンスをもらったということです。
身体にあらわれる症状のほとんどはこのように「メンタル」が関与しています。その箇所箇所、症状によってどんな意識、どんな感情が関与しているかある程度の傾向がわかれば、「体調不良だ。何日も良くならなくてもしかしてヤバイ病気かも」といった類の不安は抱くことがなくなります。以前の私はその傾向が強かったにもかがわらず。
今年に入ってから私は何度も「症状は過ぎていく」とお話しています。台風などと同じですね、どんなに被害甚大でも絶対に時が来れば過ぎていく。その「渦中」にいる時はただ深呼吸をして事が過ぎるのを待てばいい、ということです。と言っても現実にはアタフタしてしまうのが私たちの常ですけど。
私たちは自然の一部です。自然には自然の営みがあります。その営みの中で必要だとされたから、今回の大大デトックスが起きました。決して「負」の現象ではありません。そのこと自体には「良い」も「悪い」もないのですから。
私は最初から「デトックスだ」と感じていたこと、同時に「過ぎる」と確信していたことによって、メンタルが必要以上に落ち込むこともなく、今は「やぁ、大変だったね、よくがんばったね。でも、ラッキーだったね」と自分で自分をねぎらっている段階。
人生に起きることはどんなことでも幸せの種、です。その時にそう感じられなかったとしても、あとから全体を見渡せばよくわかります、「あぁ、あの時のトラブル、アクシデントのお蔭で今の幸せがあるんだな」と。
そういえば以前森を見て感じて生きるというエッセイをお届けしていましたね。
※ 追記 当エッセイの前のエッセイはこちらです。愛猫、謎の大脱走、の巻 !
参考『自分を愛して !』リズ・ブルボー著
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この本は十数年前、友人が教えてくれたもの。内容は「心身医学」といって、こころ=魂と身体の両面から病気について語られたものです。心理学の要素も加えられていて大変深い内容になっていますが、それだけに受け容れられない場合も多いようです。私もはじめはエゴが邪魔をして抵抗・反発が生まれていました。今では100%妄信ということではなく、けれどたいていの場合腑に落ちる内容だと感じられるようになりました。
自分のこころの成長がわかる、私にとっては大切な本の一つです。この本のお蔭で、私はほとんど病院に行くことはなくなりました、それまでは病院頼み、お薬頼み、サプリメント頼みの体質・気質でした。