午後から激痛、頭の痛み。今まで感じたことがないくらいの激痛でした。
その後、全身の筋肉に痛み、熱も出ました。
これくらいの症状だと通常は「インフル」とかを考えるわけですが、私は「心身の調整のエネルギー」と感じたので一時間一人でウンウンうなっていました。こういう時に限って主人が家にいないことが多いのです。
で、今、微熱は残っていますが筋肉痛はほぼおさまり、頭の激痛はどこかへ消え去ってくれました。まるで私の身体を大型台風が通過していったかのようです。
ウンウンうなっている時、突然「ケルトのドルイド」という概念が浮かんできて、ケルトというのはケルト民族のこと、自然崇拝の民とされています。ドルイドはその僧侶たちです、神に我が身を捧げることをいとわない、それなりにストイックな宗教人たちです。
私の過去生なのか、おそらく過去の集合意識につながっていたのだと思いますが、すぅっと身体が軽くなるのを感じました。
私はここのところのエッセイで「自然霊」=「神氣・しんき」について何回かお話しています。「自然霊」に関するプラスの観点、同時にマイナスの観点も私の真ん中におさまり、その統合をしなければならなかったみたいです。
これ、すごく重要なことなので覚えておかれるといいですよ。
「私はすごい存在だ」と「どうせ私なんて大したことない」、これは同じエネルギーです。たとえば「私は目覚めている」と言っている人は同時に「私は絶対にめざめられない」というエネルギーを自分自身の中に抑圧しています。
この両方を認識して感じてはじめて自己統合が進むのです、自己受容、自己肯定が。それが自己愛 self love の本質です。
ウンウンうなりながら次に出てきたのは「拒絶」の概念です。拒絶は分離、対立のエネルギーと同じです。その反面「受容」「統合」「協調」のエネルギーと同じです。
これらのすべてを感じてはじめて自己統合が進みます。私はとてつもない「拒絶」のエネルギーとつながっていたようで、それが頭の激痛につながっていた。それが通り過ぎて、今は微熱がありながらもお風呂に入っているようなポワンとした感覚。
ただただ過ぎるのを待っただけ。このポワン感が「受容」「統合」「協調」のエネルギーなのでしょう。
意識が先、現実が後、です。私が仮に「これはインフルだ、大変だ、病院に行かなきゃ」と思えば、私の身体にはその事実があらわれた確率が高いということです。
意識が先、現実が後、ではないか。私は5年くらい前からこのことをお伝えし続けていました。残念ながら私の周りにこのことに共感してくれる人は少なく、というより理解してもらえない期間が5年くらい続きました。犬猫ちゃんとの生活においても、私たちの意識が先なのです、現実は後。だから私たち自身が顕在意識と潜在意識の両方に向き合うことが大切なのです。
やっと地球が私のこの感覚を受け容れ始めてくれていることがわかりました。最近、いろいろなサイトで「意識が先、エネルギーが後」と言っている人が増えてきました。このことに関してのパイオニアとしてのお役目、無事終了。あとは自然にものごとは流れます。
その最終の調整がきょうの頭の激痛と全身の筋肉痛と一時的高熱だったのです。
私は昭和時代の社会通念と平成時代の社会通念を手放しました。当時はそれがあって私を大切に守ってくれていましたが、「今」そのエネルギーは私には必要なくなったためです。
一か月前、タイのバンコクに行ってきました。旅行から戻ってすぐお気に入りのスーツ・ケースを手放しました。そのスーツ・ケースは特に平成の私たち夫婦の旅行のパートナーとして活躍してくれたもの。
ものを捨てるのが苦手な主人が「もう、これは捨てた方がいいね」と言ったのです。その時にきょうの日がくることを予感していました。「いらなくなった手荷物の解放」。そのスーツ・ケースは今の時代には重すぎるものだった。
私にとって、昭和も平和もすでに古いエネルギーとなっていました。もちろん「古い」からいけないのではなく、循環のプロセスとして古いものから新しいものへとサイクルが完全に変わったということです。
前エッセイ西の空の黄金色は何を意味するの ? で私は新しい時代の幕開けでは、とお話していますね。すべて流れができている、ということ。そのメッセージをキャッチするかしないかの選択が私に与えられています。そして同じようにハートに響くあなたにも。
あれほどの激痛が一時間で治ってしまったのです。抗いは必要ないということ。ただ流れに身を委ねるということ。
※ 追記
私の統合は、あちら在住愛猫・海・かいが旅たちの後私に送ってくれた『調和・統合・無限大』のエネルギーに基づいています。ペット君とのご縁の意味とエネルギー、あなたにもお届けしたい。
当エッセイ執筆の途中でテレビ・ドラマ、キムタクの『グランメゾン東京』を観てきました。老いたキムタクがかっこいいとの記事を見つけました。老いたからこそできる闘いがあるのだと。私も「起死再生」がテーマのこのドラマが大好きです。このドラマの撮影にわが街のホテルが二カ所、それも私が大好きなホテル、それと合成かもしれないけれど海も使われています。東京湾です、海の対岸は房総です。ここは愛犬・華実と私のお散歩道です。
すごい、シンクロ。この街で何かが始まる。ドラマが始まる。ここまでハートが浮き立つのは本当に久しぶり。