アガパンサス。
ちっちゃな紫の百合のような形をしたお花がポンポンのように、一つの茎からたくさん咲く、あの花のこと。
わかりますか、公園に行くと、今も真っ盛りのあのお花です。
あの、と言われてもわからないよ、という方は、興味がわいたら調べてみるのもおもしろいかもしれないですね。
私は公園に行くのが大好きでアガパンサスは、百合チックなところにこころ惹かれて最近のお気に入りのお花の一つ。
そう、最近なんです、特に今年、かな。
名前も知らず、ただ「かわいいな~」と。
今、こころに浮かぶことをメモとしてノートに書きだしていたら、そのノートの一番後ろに、なんと、「アガパンサス」の写真と解説があってビックリ。
そのノートにそんな機能があることも知らなかったし、だいたい、ノートの最後まで書ききってしまっていたなんて。
このノートは、天使系で有名だった「ドリューン」さんという方が世に送り出したノート。
私は、微妙に「う~ん」と感じていたこともあってほとんど使っていませんでした。一昨年あたりから、自分のこころに浮かんできたことをノートに書きだすという時間をとっていて、この作業の何冊目かがこのノートです、ずっと使っていなかったものを「今」使おうと。
そして最後に、アガパンサスとの出逢い。
そこにはこんなメッセージが書かれていました、『地球の癒しと調整に優れ、私たちが転換期を乗り越える時に最適です』、と。
なるほど。この言葉に「今」出逢うためにこのノートをしまい込んでおいたみたいですね。
調べてみると、アガパンサスとは、ギリシア語の「agape(愛)」と「anthos(花)」が語源となっていて、その名もずばり「愛の花」という意味があるそうです。
アガペ、そうか、確か無償の愛とか無条件の愛とか、の意味ですよね。
日本名では「紫君子蘭」、百合ではなく「蘭」なんですね。ちなみに君子蘭の花言葉は、「貴い」「誠実」「情け深い」、なんだとか。
「agape(愛)」と「誠実」がリンクするのかな。
さらに浮かんできたのは「アガペ」と「エロス」の合体。合体は変か、統合と言った方がわかりやすいでしょうか。
アガペは精神的愛でエロスは肉体的愛。一般的にはアガベの方が高尚と受け取られることが多いらしいのですが、アガペもエロスも本来価値は同じ、お互い異なる働き、作用があるけれど、お互いが協調の関係で私たちの中に存在する時、私たちはより「調和」の状態に近づく、という考え方もあるようです。
地球と私たちの「転換期」「変容」のサポートをしてくれるアガパンサス。その意味は、まさに「愛の花」。その愛は「アガペ」と「エロス」が統合したもの、融合したもの。
アガパンサスちゃんからのメッセージのストーリー化、私の中ではこんな解釈です。
「愛」って言うと、「ピンク」のイメージが強いけど、「紫」というところにも意味があるのかもしれません。
「紫」、「錬金術、謙虚、魂」の意味。マイナス面では「執着、誤解を解く」。
「今までの誤解に基づく執着を解き、謙虚に変化・変容の時を楽しんで」
アガパンサス、とてもかわいいお花です。あなたにもアガパンサスちゃんとの出逢い、あるかもしれませんね。自然は私たちに公平に愛を運んでくれています、たとえそうと感じられない時があったとしても。
※ 追記
参考『アニマルスピーク~自然の力を借りる』テッド・アンドリュース著
きのうのエッセイ『身の丈を知る』は蓮の精霊からのメッセージでした。2019年8月11日、12日続けて、同じ参考書籍のタイトルを記載しています。当エッセイ執筆時、私は滅多に参考書籍はみないのに。
「アニマル」、と「自然の力」がつながっているところがミソ。