いよいよ、うぐいす君が啼き始めました。
わがマンションにはほとんど梅はありません。河津桜にうぐいす君。
「ホーホケキョ」
二回啼き声が聴こえてきました。
うぐいすは春を告げる鳥。そのことから転じて「吉」のお知らせが届くよ、という意味なんだとか。
さらに調べてみると、「ホーホケキョ」は「法、法華経」の意味だとしているものがあり、昔の人は、うぐいすの啼き声を大乗仏教の代表的な経典の言葉になぞらえて聴いていたとの説もあるようです。
私は宗教に疎く、個人的捉え方なんですけど、確かどこかのマスターが、「小乗仏教が先。それを自分のものにできてはじめて大乗仏教の域に入り始めることができる」といった内容の言葉を残していることを目にしたことがあります。
直感的に「ふむふむ」と感じたことを記憶しているので、多分腑に落ちたということなのかもしれません。
小乗、大乗の正しい定義がどうか、ということはおいといて、バクっと私なりのとらえ方で、私自身、もしかしたら自分に向き合う、自分を統合する時間を十分に持たせてもらったので、やっと今度は少し風呂敷を拡げても大丈夫だよ、というメッセージをもらったのかな、と勝手にそんな解釈をしてみました。
リーダーシップ、という言葉が浮かんできたのです、統率力、といった意味だそうです。
さらにフェミニン・リーダーシップと。女性性をふんだんに発揮してのリーダー・シップ、という意味のようなんです。
女性的リーダー・シップの色を調べてみたら、なんと ! 「オリーブ・グリーン」、日本的にいうと「うぐいす色」。
つながったみたいですね。
※ 追記
ここ数日、ものすごいペースで過去の解放、自己統合が進んでいて、当エッセイ・シリーズの執筆がまるでまにあいません。
該当エッセイについては、私は自分の男性性をものすごく毛嫌いしていたらしいことがわかり、そのアンサーが、このお話につながったみたい。
対極にある何かを受容、統合することで、そもそもの光が大きくなる。
今回の場合、私の女性性的リーダー・シップを輝かせるために、私自身が自分の男性性を毛嫌いしていた、という事実を受け容れる必要があったようなのです。
コインの裏表。
コインの裏側を受け容れると、ちゃんと一枚のコインになります。コインの表側だけでは、コインとして存在することはできません。
どちらも等価。どちらも必要。互いに相手を補完し合い、支え合ってのコインです。
そうそう。女性的リーダー・シップは「時代」の言葉でもあることを添えて。
※ 追々記
たった今、わがベランダの薔薇の花が開きはじめていることを発見。長い間蕾のままでした。
薔薇の花は、「ヴィーナスの化身」とする説があるようです、さらに花言葉は「愛」。
女神系の愛の到来、それは無我の愛なんだよ、の意味かも、ですね。