葉牡丹の花が咲きました。
4つも。
葉牡丹は今までノー・マークだった花。昨年末、葉牡丹に呼ばれて、わが家へのお迎えを決めました。
蕾が膨らみかけていたので開花が楽しみでした。一気に4つも咲いてくれるとは。葉牡丹の花言葉は、
「物事に動じない」
「祝福」
「利益」
「慈しむ」
「慈愛」
さらに「4」の意味を調べてみました。
「3」は女性性、大地の母。それに続く「4」は、男性性的宇宙エネルギーなんだとか。
また「4」はハート・チャクラの意味。ハート・チャクラは上位チャクラと下位チャクラの中継地点でもあります。そのためでしょうか、今朝真っ先に浮かんできた言葉が「コミュニケーター」でした。私はさまざまな存在のコミュニケーションを中継ぎするパイプの役割があるんだと再確認したばかりなんです。
ヒーリングであれば光の導管。できるだけクリアなパイプになって、さまざまなエネルギーの架け橋をさせてもらう。
文字通り、コミュニケーションにおいても、人と人をつなぐ、人と自然をつなぐ、人と動物をつなぐ、さらに大いなる何かとつながる、そんなコミュニケーター機能を授かっているようです。
けれどそのいずれも、本来は誰もが与えられている「力」。そのことをすべての人に想い出してもらえるように、少しだけ先に私が想い出させてもらった、ということなのでしょう。
そして、「4」の数字には「礎」「我慢強い」「造形」の意味もあるとのこと。「礎」については、前エッセイで4ピラティスのお話をしたばかり。土台が大事、基礎がためが大事だよ、ということですよね。
さらに「黄色」には、「コミュニケーション」「楽観」「ひらめき」のメッセージもあるんだとか。ただし、「黄色」のバランスが崩れると「白黒つけたがる」「過度の批判精神」が出るので、そこは要注意だそうです。
当エッセイを続けてご覧いただいている場合には、ここ数週間の流れが落ち着くべきところに落ち着いている、ということに気づかれるかもしれません。
母との関係性、という意味も含めて、私はずっと自分の女性性に向き合い続けていました。そこである程度の「解放」「統合」の兆しがあらわれ、その次になんの前触れもなく、自分自身の男性性にもつながることができました。男性性も女性性と同じように抑圧された感情をため込んでいました。その感情につながり、感じることで一応の解放・統合の作業が進みました。
その次は、成熟した女性性と、成熟した男性性の統合が待ち受けているとお話してきましたね。
さて。
きょうの葉牡丹ちゃんのメッセージはどの段階を指し示してくれているのでしょうか。
「葉牡丹に呼ばれて」、そう、あの時葉牡丹の精霊が私を選んで話しかけてきてくれたのです。言葉はわからないけれど、何らかのエネルギーをキャッチした。
私の感受性の強さがプラスに作用したお蔭なのかもしれません。
私はアップ・ダウンの大きい自分の性格を欠点だと思っていました。欠点とは、視方を変えた自分の長所でもあったのですね。どちらから視るか、どこから、何を感じ取るかで、欠点も長所も「紙一重」、表裏一体の存在だということがわかりました。
欠点のない人間なんていません。その欠点は視る人が視れば長所なのです。その反面、明らかに自分の長所だと感じているものが、視る人によっては、明らかな欠点になるということです。
人の目を判断基準にするのか、自分の目を信じるのか。そんな選択の自由が私たちには与えられている、ということなのかもしれません。
人の目ばかりを気にしてきた私に、こんな意識の変化が生まれました。それは誰にでも訪れるチャンスだということではないでしょうか。
もちろん、あなた、にも。