極楽鳥花に呼ばれて

極楽鳥花。

 

名前は知らなかったけれど、はじめて出逢った時一目見て気にいったお花。ということは極楽鳥花が私にささやきかけてきてくれたのかもしれません。

 

「こんにちは。私を知っていますか。私はあなたを知っていますよ。ずぅっと前から」

 

なんでも南アフリカ原産のお花で、「Bird of paradise」という呼び方がなされていたんだとか。

 

南アフリカ、がポイントなのかしら。

 

さて、このお花は「風鳥」別名「極楽鳥」という鳥に似ている花ということで「極楽鳥花」と名付けられたそうです。

 

風鳥は「ふうちょう」。

 

ヨーロッパの人がはじめて「風鳥」をみた時、足がなく内臓がなかったことから、これは天の使いに違いない、きっとずっと風の中を舞い、地に足をつけることはないのだろうと「風鳥」と名付けたというエピソードがあるそうです。

 

実はそれははく製だった。

 

当時は、宗教的感覚で物事をとらえることが一般的だったのではく製ということに気づかず「神秘の鳥」として「極楽鳥」と敬われたらしいのです。

 

風鳥ってどんな鳥 ?  と調べてみたら確かに美しい。風鳥という名前にもいにしえの人の想いが託されているのか、気持ちが一瞬にして飛び立つような、そんな気さえしてきます。

 

この極楽鳥花。

 

愛犬・華実とのお散歩で何個か花を咲かせているところに遭遇。

 

お散歩から帰ってきたら、マンションの敷地内にも。

 

確か、越冬はするけれど、今は開花期ではないはず、と思っていろいろ調べているうちにきょうのお話につながりました。

 

花言葉は「寛容」「輝かしい未来」「万能」。

 

思わず、笑み。

 

ここのところ、お花に呼ばれまくっています。

 

花は植物の「生殖器」「性器」。

 

私たちは自分の「生殖器」にはどこか「タブー」の感覚を携えていますが、こんなにもお花に元気づけられたり、季節のうつろいを感じさせてもらえたりするのは、その「生命力」の強さが私たちの何かに共鳴しているから、ということはないでしょうか。

 

私たちの「生殖器」こそ、生命の源、生命力の根源なのだと、お花たちが全身全霊で教えてくれているような気がします。

 

花屋さんには桜の枝も並んでいました。

 

梅、が先。そして桜。

 

春を告げる花というと、チューリップやスイトピーというお花が一般的イメージですが、私の住むマンションの河津桜の蕾がすでに膨らんでいること、そしてしば桜に遭遇したとこから、私は今年も「桜」かな、と感じています。

 

「桜」との親和性が高いような、という意味です。

 

春夏秋冬。

 

私たちは暦と共に季節のうつろいを楽しみます。目には視えなくても、そういう定義はなくても、このサイクルはどんな所でも息づいていて、その人が「春だ」と感じた時は、すでに春、という考え方ができるのかもしれません。

 

私はここ数日、「ピンク」のお花からのメッセージをキャッチしているので、私の中の春はすでにめざめているような気がします。

 

きょうも暖かそう。

 

華実とのお散歩、楽しみです。

 

そうそう。きのうのお散歩時、ふと感じたこと。

 

華実と私との間にあるピンクのリード。

 

これ、華実が自分の「無条件の愛」のエネルギーを私に伝えるために、ピンク色ちゃんと協同作業をしているためなのかもしれないな、と。

 

華実は雄。なのにピンクのリードを選んでいるのはなぜ ? とよく犬友さんたちに聴かれたんですね。

 

私が好きだから。

 

そう思ってたけど、リードとのご縁にももしかしたら、きちんと意図があったりして。ピンク色ちゃんと私をつないでくれたのは華実自身だったりして。

 

ピンクは「無条件の愛」の色であるのと同時に「生殖器」の色でもあるらしいのです。

 

ここにつながりました。

 

「生殖器」=「生命力の根源」=「無条件の愛」。

 

さらに、ここに「南アフリカ」がつながると。

 

地球のマザーというところにもつながってくるのかもしれません。

 

私たち人間が生まれたのは「アフリカ」という説があるのです。一つの仮説として、ですけれど。

 

地球とのつながり、大地とのつながり、自然とのつながり。

 

それは無条件の愛とのつながり。

 

それこそが私たちの源なのだと、そんな風にも感じられます。

 

極楽、天国。

 

遠いどこかにあるのではなく、私たちの中にこそあるハートの状態なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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