私の中で創造の新たなエネルギーがわいています。
ヒーリング・エネルギーそのものをクリエイトするという動きです。
私はヒーリングについてどなたかに教わったことはありません。
ある日突然、試してみたらできたのです。
ということは「これを使いなさい」というあちらからのプレゼント。こんなことが本当にあるんだ、とビックリしました。
最初はおっかなビックリ。でもせっかく授かったものなら大切に使わせていただこうと。
ヒーリングのエネルギーは、宇宙のエネルギーを使わせてもらっているものなので誰でも同じものだと思われるかもしれませんが、その人のエネルギーに合わせたものが、その人のヒーリング・エネルギーとなります。
チャネリング・メッセージなどと同じです。チャネリング・メッセージはその「受け手」のキャパシティや人生の課題に合わせたものが受信されます。
同じ「誰々からのメッセージです」と言っても、チャネラーさんによってまったく異なる内容になっていることがあることにお気づきですか。誰かがまちがっていて、誰かがあっている、というものではなく、その人にはそういうメッセージが伝わってきたということです。
私たちは宇宙からのエネルギーの恩恵に預かって生きているけれど、そのエネルギーの受け取り方は一人一人異なるのが当たり前なのです。それが私たちの命の意味です。
唯一無ニ。
さらにその人の潜在意識の影響が色濃く出ますから、その人が自分自身をどこまで統合し、どこまで受け容れているかによってもエネルギーは変わります。
言葉をかえると、同じヒーラーのエネルギーでも、こころのバランスが良い時とアンバランスに大きく傾いた時では、その人が使えるエネルギーは大きくその「質」が変わってきます。
だからこそ、ヒーラーは自分自身の統合状態そのものが重要になってくるわけです。いくら顕在意識で「私は愛の存在、光の存在」と思っていても、その9倍もの潜在意識が私たちの中には存在しているそうですから、その部分に目をつぶるわけにはいきません。
自己統合を進める方法はさまざまです。何かのツールに頼る場合もあれば、私のようにただただ意識を感じる、という単純な作業を続けるタイプもいます。
私がツールに頼らない理由は、私たちの中には自分に必要なものはすべてそろっていて、それらを有効活用することをあちらの存在が望んでいるのだろうと感じているからです。
この方法はシンプルなのですが、時間がかかります。時間がかかっても私にはそのスタイルが合っているようです。人それぞれですから、自分にとってのベストでの統合をしていけばいいのでしょうね。
その統合具合によって、私たちの意識は拡がりをみせていきます。
以前はここまでしか視えなかった、感じなかったものが、突然、ガーッと視界が開ける時が来ます。
その時にまったく新しいヒーリング内容が思いつくこともあれば、以前のものに「+α」したアップ・ロード版として浮かびあがってくることもあります。
どうやら今の私はその大きな波が押し寄せてくれているみたいです。
これはライセンス契約を結んでいたらなかなかできないこと。
資格というメリットは時に制限にもつながる。枠がある安心感と窮屈感が同時に存在します。
私のように無資格はデメリットもあるけれど、創造性という大きな歓びもあります。
どんなものにもメリット・デメリットがあります。その両面は表裏一体。メリットだけ、デメリットだけ、という存在の仕方はできません。
メリット・デメリットを見比べてどちらを選ぶか、それも人それぞれです。どちらが優れているとか、劣っていると判断するのもその人の自由です。私自身は「優劣」の違いではなく、単に方向性の違いで、自分に合ってるかどうかだけを判断すればいいと感じています。
すべて私たちは「自由」に選べます。その「自由」には責任が伴います。お互いに。
このように私はヒーリングに関してもクリエイターとして携わるというお役目をいただいているようです。
その中で絶対外してはいけないこととして「治療者になってはいけない」というものがあります。
病気やケガの症状を治すのは、ご本人の自然治癒力です。
ヒーリングがその領域を逸脱することはできません。結果として症状が消えることがあったとしても私はただ光の導管なだけ。
他の方の考え方はわかりませんが、まったく個人的にそのルールが浮かびあがってきました。
自分のテリトリーを守る。その中でのベストを追求する。
自分のテリトリーを知る。自分の限界を知る。
私たちの中には無限の可能性があると言われています。
そこであえて限界を知ることも大切なことなのだと、それがヒーラー生活5年での一番の学びかもしれません。
私たちには本来、誰にでもヒーリング能力が備わっていると言われています。
それがいつ活性化し、どのように活性化するかはやはり人それぞれです。
ヒーリング能力のメリット、デメリットも自分自身で認識し、ヒーリング能力と対等の付き合いをしていけるように自分自身を見つめ続けていくこと。
私自身への強い戒めとともに、大切なあなたにも必要でしたらこのメッセージが届きますように。