「お家エクササイズ」シリーズ、今回は「気功」です。
私がスポーツ・クラブで教わった太極拳は気功の流れをくんだ武術です。
武術なんて知らなくて「体操」のイメージでレッスンを受け始めました。最初は「型」がわからずメチャクチャな動きをしていましたが、これではだめだ、とYouTubeを観ながら家で練習をして何とか一連の流れを覚えることができました。
当時、ヨガ・レッスンも受けていましたが、私の場合は太極拳の方がスムーズに動くことができました。ということは太極拳の方がスムーズにエネルギーが流れていたのかもしれません。レッスンを受けた後の爽快感、全身のリラックス感がヨガのそれとは全然違っていました。
先生との相性の問題で、ここ半年ほどレッスンをお休みしています。先月から、「お家太極拳」をはじめ、先日はついに一人で「お外太極拳」デビューを果たし、なんだかんだ言って太極拳が大好きな自分を再認識しています。
家で太極拳をする時はYouTube画面を観ながら。型は頭に入っているのですが、淋しいのかしら、一人だと。先生の解説を聴きながら身体を動かすと、頭での確認作業もできて安心できるみたいです。
お気に入りの先生というのは大体決まっています。さらに欲張り、新しいパターンも観てみたいな、と探していたら、中国の先生がアップしている動画で、いかにもそれらしいものがあったので嬉しくなってその動画を観たら。
なんとそれは気功の動画だったというわけです。
すごいです、動画が始まった瞬間に風が変わりました。
そう、気が流れてきたんです、瞬時に。
これは本物だ、と大興奮。この時の本物だ、は今の私にとってのベストの先生だ、という意味で、他の先生が偽物だという意味ではありません。
自分にとっての「ベスト」があちらから飛び込んできてくれた感覚。いゃあ、大感激。
その動画はおそらく廟の一部で撮影されたもの。いかにも、いかにも、な感じでゾクゾクするくらいです。先生の気もスペシャル感が半端なくて、すごいな、こんな先生が動画をアップしてくれているなんて、ほんと、すごいな、とただただ感動してしまいました。
もしかしたら先生とは過去生でご縁があったのかしら、と妄想膨らみまくり。この妄想も「気」のお蔭かもしれませんよね。
さて、「気功」も「太極拳」も宇宙からの「気」、大地からの「気」を自分の身体の中に通して、宇宙との一体感を体感するためのものです。ヨーガの考え方だと「プラーナ」と呼ばれるものとほぼ同一のもの。
私の場合、太極拳レッスンを始めたと同時くらいに自然にヒーリングができるようになっていたので、私のヒーリングのベースは「気功」に近いものなのだと、半年くらい前に気づきました。そもそものスタートも気功の「愛のエネルギー・ボール」を意識してのものだったこともあって、「気」には大変お世話になっているのだろうと。
私は「ヒーリング」は「気功」と類似したものだと捉えています。中にはそこに「霊」や「零体」が関与しているとの説を唱える人もいます。目に視えないエネルギーによるものですから、絶対にこうだ、と断定できないのが「ヒーリング」の特徴のひとつです。だからと言って、どのスタイルが上で、どのスタイルはそれより劣るということはありません。
すべて「なるようになる」だけ。
私のヒーリングは遠隔と言って、意識で遠くにエネルギーを送るスタイルがメインです。自分がつながった宇宙の気をそのままクライアントさまのところにつなげるというスタイル。そこに自分の知らない存在が関与していても不思議ではありません、今の私にはわからないけれど。
こう書くと怪しさ満載ですね。目に視えないものを口で説明するのは本当に難しい。怪しくても私は結果オーライだととらえています。
誰かを欺こうとして行っているものではないですし、イギリスなどではヒーリングは保険がきくという話もあるようなので、それをどうとらえるかはその人の潜在意識が関わっているのでしょう。
自然にできるようになってしまったということは、それを人さまのために使う時がきたということでもあったのでしょうから。
その大元の「気」を扱う「気功」の動画がベスト・マッチだったのです。
「太極拳にとらわれないでシンプルに気と仲良くしなさい」という意味なのか、あるいは「すでにあなたは気の一部なんですよ」という祝福のメッセージなのか、どちらかなのだろうと一人勝手に盛り上がっています。
もし後者だとしたら、それは私だけではなく、すべての人にその可能性があるのですよ、という人類に向けての祝福でもあるはずです。
宇宙の「気」と地球の「気」をつなぐパイプになって自分自身がその一部として溶け込むことを「センタリング」と「グラウンディング」と言います。
「気」! になったので調べてみたら、「気」と仲良くなれると、頭のてっぺんの「クラウン・チャクラ」を意識して「宇宙」と言い、会陰のあたり、尾骨の少し前あたりの「第一チャクラ」を意識して「地球」というと、瞬時に「センタリング」と「グラウンディング」ができるとの説に遭遇しました。
試してみたら。
できました !
ということは、私はすでに「気」とは大の仲良しで、すべての人も本来仲良しで、あとはその事実を受け容れるかどうか、のメッセージととらえて良さそうです。
嬉々としてこのお話を書いています、というのはこういう状態のことを言うのかもしれませんね。
嬉々とは嬉嬉とも喜喜とも表記することができるんだとか。「嬉しさ」と「喜び」のダブルって、テンションが上がりませんか ? 私は上がっちゃってます。
そもそもの意味ではなく、現代風に単純に考えると「気功」は中国の健康体操の基本ともいえるもの。日本でいうラジオ体操の準備運動、あるいはラジオ体操そのもの。逆に考えると、ラジオ体操も意識を寄せれば「気」と仲良しになれるはず。いえ、すでに仲良しになっている人がたくさんいるのかもしれません。
「気」と聴いただけで「怪しい」と身構える人もいますが、そういう人は過去生で「気の達人」だったこともあったりするそうです。
いろいろ頭で考えるより、ハートに響く場合は、動画チェックをしてみるとおもしろそう。
「気」もヨーガの「プラーナ」も特別なものではなく空気みたいなもの。
すごく貴重だけど、まったく普通。なくなるとみんなが困るもの。
それらと仲良しになるということは、私たち自身もまったく普通だけど、その存在がなかったらみんなが困る貴重なもの、ということがストンと腑に落ちるということなのかもしれません。それだけで自己肯定が進みまくり。
私的にはお得な気分を味わえる「気功」です。
※ 追記
ヒーリングと類似した他者に向けた「気功」は外気功。自分の中に気を通す「体操」チックな気功は「内気功」というのだそうです。