ベランダに二羽のスズメ君。
今朝のことです。ペアなのか兄弟なのかはわかりません、ベランダの寄せ植えのところでチュンチュンと話していました。その後ベランダ内に「飛来」してくれたようで、その姿をみただけで心が一瞬にして豊かになってしまったほど。
スズメ君からのメッセージは何かしら、と調べてみました。
スズメには、苦難の末の勝利、というメッセージがあるらしく、自尊心とプライドを取り戻し、たとえ強敵がいたとしても果敢に立ち向かいなさいという意味があるとのこと。また、スズメの姿は名もなき小さな存在、つまり凡人にも英雄の魂が宿る、という意味の暗示をしているんだそうです。
さらに心臓とノドに精気が送り込まれる、そんなイメージをもつスズメ君もいて、『意志の力で持ち前の自尊心を揺り起こし、声に出して表現しなさい』との力強いメッセージを携えているんだとか。
調べてみないとわからないものですよね。愛らしい姿のスズメ、こんなにも力強いメッセージを伝えてくれている生き物だなんて。
凡人にも英雄の魂が宿る。これは権威に関する課題クリアのメッセージではないでしょうか。
『意志の力で持ち前の自尊心を揺り起こし、声に出して表現しなさい』、これってまさしく私へのメッセージ ?
同時にあなたへのハートにも何か響きませんか、これらの大切な大切なメッセージ。
身体が小さな生き物にもきちんと役割が備わっていて、例えば「虫」、私たちが苦手とする「ゴキブリ」にだって、伝えたいメッセージが備わっているそうです。
身体が小さい。だから役割も小さい、というわけではなくて、たまたま目に視えるサイズは小さくても、その価値は貴重で、すごく大切で敬意をもって尊重されるべきものだということ、私たちは忘れてしまっていないでしょうか。
「大は小を兼ねる」とか言われて。
大きくたって、小さくたって命の価値は同じ。ということはその命が放射してくれるメッセージの価値も、例えば「大いなる存在」だったり、あるいは「カミ」と呼ばれる存在と同じなのかもしれません。そう言えば、彼らは「カミ」の使いとも言われていますよね。
そういう、ものすごく大切なのに、大人になるとたいてい忘れてしまっていること、きょうのスズメ君が教えてくれたのではないでしょうか。
害鳥扱いのスズメ君。本来のお役目に目を向けて、その存在を受け容れていきたいな。私は、ですけど。
※ 参考 『アニマルスピーク』 テッド・アンドリューズ著
この本の副題に「自然の力を借りる」とつけられています。