ピラティス歴5か月くらい。
私の場合、メンタリティーはヨガ・チックなので自己流ピラティスの解釈を楽しみながらです。
ピラティスは「体幹」を整えることが目的のエクササイズ。アウター・マッスルよりインナー・マッスルに意識を寄せることが求められます。呼吸法は「胸式」。大きな動きより、小さなじみぃな動きで中からじわじわ~っと整える感じ。
私の中では「身体の土台を整える」感覚。
ピラティスの胸式呼吸は息を吐くときに肋骨をぎゅっと内側に寄せます。
すると腹筋の奥の方の筋肉が鍛えられるんだとか。それと連動して骨盤底筋も鍛えられます。
う~ん、私的にはかなりの高評価です。
腹筋の奥の筋肉。これは呼吸でしか鍛えられません。そして、筋肉を動かすことによって、その筋肉細胞が記憶しているかなり昔、もしかしたら過去生も含めての古い意識エネルギーが動くことにつながるのではないか、というのが私の個人的解釈の一つです。
チャクラの考え方だと「第三チャクラ」、太陽神経叢と言われる当たりのチャクラ。
確か先日、あるテレビ番組で、東洋医学の経絡と西洋医学の何らかの経路がほとんど一致している事実が医療の現場で明確になってきているとのお話を紹介していました。そのため、現代医療の現場でも鍼灸治療を取り入れているところが増えてきているんだとか。
東西の融合、ですね。
ということは、腹筋の一番奥、と第三チャクラが完全に一致していないまでもかなり「近い」ものをイメージしているのではないかと感じたのです。
さらに「骨盤底筋」。これは「骨盤エクササイズ」の時に何回も出てきた言葉。太極拳レッスンでもヨガのレッスンでも出てくる、重要なキーワードのひとつのようです。
「女性系」のケアについて書かれたアーユル・ヴェーダ系統の書籍にもそんな内容が書かれていたような。
詳細を確認しないで記憶をたどっての執筆ですが。
私は「骨盤エクササイズ」を一年間くらい受けていました。その大半は呼吸法を取れ入れたレッスンで今思うとピラティスとの共通点も多く、リラックス効果が高く大のお気に入りでした。突然先生が辞めてしまったため、次なる「骨盤エクササイズ」にトライ。それは「ダンス」がメインでした。リズム感のない私にはどうしてもついていけなくて断念。が、そのお蔭で今のピラティス・レッスンにたどり着くことができました。
何度も何度も「骨盤底筋」の大切さを教えてもらいながら、リズム感がないから「挫折」した自分が情けなかったけれど、結果的に今のピラティス・レッスンの方が私には合っているので、ちゃんとおさまるべきところにおさまるようにできているんだな、と実感させてもらえたのも大きな「Lucky」でした。
つまり、ピラティス・レッスンを受けると
〇 骨盤底筋のトレーニング
〇 第三チャクラ、あるいは太陽神経叢周辺あたりに「潜伏」しているだろう、過去の、おそらく、重いエネルギ
ーの浄化作用
〇 身体の柱「体幹」の整え
の大きく三点の効果が期待できるのではないかと感じているのです。
この辺、私は何の情報も確認していませんので、個人的に、という感じです。
さらに一つ気づいたのは、身体を整える、ということは「= ヒーリング =癒し」なんだろうな、ということ。その整う段階で自然治癒力が引き出されているはずです。ということは結果的に免疫力アップにつながり、メンタルの強さも培われるだろうと。
自己流解釈だとこんな感じでメリットが膨らみます。
デメリットは何だろう。ストレッチと違うのでその場で「やった !」という感覚が感じられないこと。呼吸法をマスターするのに、三か月から半年はかかるだろうこと、でしょうか。それと人によっては「何をやってるのかわからない」という気持ちになったりすることもあるようです。
私の場合、「身体がかたい」というコンプレックスでヨガ・レッスンをあきらめようと思っていたところでのピラティスとの出逢いだったので、その点の自己否定がまったく生まれないことにも感謝しています。
ピラティスのお蔭で身体のかたい私でもできる、という強い自己肯定が育まれました。
現在はヨガのレッスンとの併用です。どちらも自分流に解釈しながら楽しむようにしています。両方とも呼吸法がベースなので、その形は違っても、呼吸法のコツみたいなものは応用が利くようです。
太極拳はレッスンを辞め、「おウチ太極拳」へとシフトしました。基本の型は大体覚えているので、あえてレッスンを受けなくてもいいかな、という判断です。
エクササイズにはいろいろなものがあります。
私のように身体がかたくてもできるレッスンもあります。
ブームだからとか、あの人がやっているから、とかではなく、自分の心身魂が喜ぶものの一つの候補、選択肢として「ピラティス」というものがありますよ、というお話です。
いずれにしても先生との相性は大切ですから、じっくり自分自身の心の声を聴きながら、今のご自分にとっての「ベスト」を探られると良いかもしれませんね。
どうしてもしっくりくるものがみつからなければ「ラジオ体操」でも「お散歩」でもいいのではないでしょうか。なぜなら、それが今のあなたに合う「ベスト」だから。
エクササイズに優劣はありません。特別意識も必要なし。
ただ「気持ちいい」の実感が得られるかどうかだけを見極めていけばいいのだな、が私の今の感覚です。
そうそう。ピラティスのお蔭でヨガも落ち着きどころが視えてきました。
できないものはできない、と受け容れてその中で自分を感じるだけ。「良い」「悪い」「できる」「できない」のジャッジは必要なく。
「身体が柔らかくないと心までかたくなる」という外からの刷り込みも卒業させてもらいました。その意識こそ「制限」だと思うから。
すべては「ちょうど良い」のです、その時のその人の人生にとって。