こちらは台風の影響もまだ少なく、薄日がさしている状態でした。
ここ数日、愛犬・華実とお散歩に行くことができない日が続いてため、お散歩に。
家から十分くらい歩いた時、雲の感じがさぁっと変わりました。
「ヤバい」と感じて走ったものの、いきなり本降りに。
家まで全力疾走すれば数分なのに。
私ができないのです、ちょっと走ると息切れ。
週に5時間程度はスポーツ・クラブに行っているのに、です。
5時間が多いか少ないかは人によって判断は変わりますね。私にはまぁまぁちょうどいいくらいかな、と感じています。が、運動内容がダメなのかしら。基本、筋力アップのトレーニング系は苦手なのでどうしてもリラックス系を選んでしまうから。ただし、それでも体調は悪くはないんです。が、筋力はない。だから走れない。
というか元々私はそんなに体力はない方。だけどここ数年病気らしい病気はなく。だからバランスはそこそこなのかと。と言っても、いざという時全力疾走ができないってサバイバル能力が低い、ということかしら。
頭がグルグル回っています。言い訳がましく 笑。
さて、そんな時、華実はどうかというと、パワーが有り余っている様子。
「華実君、そんなにママは走れないよ。一休みさせてよ」とお願いをしながら。ちなみに私は華実と愛猫・海・うみに対して自分を「ママ」と表現していますが、実際には「親子」の関係ではありません。お世話人であり、パートナーです、彼らの。その関係はフラットです。お役目の違いはあるけれど。
話を戻し。そしてまた走り出すと華実は全速力。
なんと言ったらいいのやら。華実は間もなく14歳になるシニア犬なのですが、はっきり言って元気度はまだまだ成犬並みみたいです。雨でびっしょりになっても、全身を震わすだけでほとんどすぐに普通に戻れる。
なんと、このご長老は元気で頼もしいもんだ。
今年の夏は暑くて、二週間くらい真夜中「過呼吸気味」のパウンティングをしていた華実。
「やっぱり年には勝てないのかしら」と感じたりもしていましたが、今年の暑さに負けていたのは、まちがいなく私の方。華実はただ調整をしていただけなんですね、きっと。
最近、私が海・うみとボール遊びをしようとすると、華実の方が張り切ってしまって、心優しい海・うみは華実に遠慮するほど。
「まったく !」と思っていたけれど華実は「僕ちんは元気だよ、こんなにね」と少し弱気になっていた私を慰めてくれていたみたい。
犬猫ちゃんの寿命も人の寿命も「それぞれ」なので長ければいいというものではありません。それぞれに「ちょうど良い」寿命があるだけ。でもこの分だと華実はまだ元気でいてくれそう。
雨の効用、こんなところにもありました。
自然の力は自然の中でこそ、証明されるものなのかもしれませんね。
私も自然の一部なんだけどな~、まだまだなのかな。
そう思っても根性がないので「よし、筋トレだ」とはならないのが私の大きな特徴。ボチボチ、ボツボツ、でいいかな、私の場合。
雨の中、鳥君が囀りながら、「その通り」とのメッセージをくれました・
そうそう、お散歩に出てすぐ今シーズン初の「金木犀」の香りをキャッチしました。
「金木犀」の花言葉は「謙虚」「真実」「気高い人」なんですって。
お散歩ってたくさんの楽しみが生まれる時間。いろいろな意味で自然との対話を楽しませてもらっているのかもしれません。
そうなんです、私の場合、華実とのお散歩はお天気の良い日は約一時間。これもエクササイズがわりと思っているので、まぁまぁ、という感じがしてこれ以上の根性が出ないんだと自己分析。
運動やトレーニングの仕方、その時間も人それぞれ。
自分に合った「ちょうど良い」でいいんだ、ということの再確認ができてLucky ! です。