先ほど、真っ赤なヒガンバナを目にしました。
彼岸花、別名曼殊沙華。
私は断然曼殊沙華の響きの方が好き。字の並びに何かの記憶があるのかもしれません。
さっそく調べてみると。
一般には「死の花」とか「毒花」とか、どちらかというと「怖い」イメージの方が強く打ち出されているんだとか。
がこんな情報もありました。
曼殊沙華。
そもそも伝説上の天界のお花。
「これを見る者はおのずから悪行をはなれる」と言われているそうです。
また、何か良いことが起きる時の前ぶれとして、このお花が天から降ってくる、という意味もあるとのこと。
怖いイメージの言葉にも、もしかしたら「生」の大切さを唱えていたり、毒が強いといわれているのも、それだけ生きるということは大変なことなんだよ、だからこそおもしろいんだよ、というような意味が込められているのかもしれません。
今まであまりピンと来なかったお花ですが、今年は何かを伝えてくれているみたい。
マンションの敷地にも植えられていました。赤い曼殊沙華。
私はお単純なので、「自ら悪行を離れる」タイミングのお知らせとして、また良いことが起きる前触れだよ、という天界からのお手紙としてのイメージを優先させてもらうことにします。
もちろん「死人花」という意味で、天国に還ったたくさんの人たちからのメッセージなんだな、とそのこともぜんぶひっくるめての曼殊沙華からのラブ・レターを受け取らせてもらうことにしました。
私たちの住む世界は便宜上「あちら」と「こちら」にわかれているけれど、その境は本当はあいまいで、なんといっても「あちら」の世界の住人はいつでも自由にどこでも行き来できるというし、私たちが寝ている間は、実は私たちも自由に行き来しているという説もあったりなので、ここからここまでは、という線引きはあまり考えなくてもいいのかもしれませんね。
「みんな、つながってるんだ」とあちらの世界の住人がこぞって私たちに伝えてくれているのではないでしょうか。私たちに見えやすいように、曼殊沙華というお花にその言葉のエネルギーを託して。
なるほど。
何だかものすごい勢いでエネルギーがダウンロードされている気がするのはそのせいなのかもしれません。
お彼岸ってだてにお彼岸ではないのかも。
曼殊沙華ちゃん、いろいろとありがとう。