音が一斉に聴こえてくる。
今、鳥の鳴き声、風の音、飛行機の音、扇風機の音。
当たり前と言えば当たり前なんだけど、何か違う。
きのう、出かけた時に周りの人の話し声が一斉に聴こえてきた。
第一弾の違和感はそこだった。
気持ち悪くはない。むしろ心地良い感じ。
そして今、ふと思ったのは、もしかして周りとの壁がフラットになった ? ということ。
私たちは普通、何かの音を聞き分けようとして、特定の音に意識を集中させる。
誰かと向き合ってお話をする時は当然その人とのパイプのようなものにフォーカスする。
それが日常的にも無意識のうちに作動していて、何かの音が特別に大きく聴こえてくるのではないかと。
逆に言うと他とのパイプは遮断している感じ。
瞬時に選別している感じ。これは良い、これは必要、これは気持ちいい。そしてまた逆も。
ところが今の私は違う。
すべてが「フラット」な関係になっているかのように、同じレベルで聴こえてくる。
すべてとの間にパイプがつながってしまっている感覚なんだろうか。
これって全身が意識体として機能しているとか。
まったく意味不明な感じですみません。
言葉で表現するのがむずかしい感覚なのですが、こういうことなのかな、と。
八百万の神なんです。
森羅万象に魂や霊が宿っていて、それを意識しなくても自分もその一部に組み込まれてしまっている感覚。
だから勘に触るタイプの音が存在しない。
みんな快適、心地よい。
すべてと同調してしまっているかのようです。
すべてと共鳴してしまっているかのようです。
境が存在しない。
好き、嫌いのフィルターも存在しない。
すべてが一つの中の大切な何か、という感覚です。
みんなが味方、という感覚です。
攻撃、対立、支配の必要はなくて、みんな横つなぎに並んでいる仲間という感覚です。
オール・フラット ?
それが音によって伝わってきているのでしょうか。
必要なものを自分で選別する必要はなくなり、勝手に必要なものがやってきてくれる感覚。
今はオール・フラットを体感することが最優先なので、すべて必要なものとして耳に聴こえてくるのかもしれません。
大きな「〇」にくるまれている感覚。
もしかして私もすべてをくるんでいる感覚 ?
同じように感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。
お互いに深呼吸をして。