本日、心身調律のため、スポーツ・クラブでストレッチとピラティスのレッスンを受けてきました。
おまけにマッサージ・チェアも使ってきてしまった。
信じられないほど、体調が良くなってしまいました。
心を整えると身体が整う。
身体が整うと心が整う。
なんでも私たちの身体はそうできているそうで、確かにここ7~8年は体調がいまいちだな、と感じるとヨガや太極拳などのレッスンに行っていました。
きのう、おとといの体調は結構なものだったので、きょうはどうだろう、と半信半疑でしたが、予想以上に身体を動かすことの大切さを痛感することになりました。
以前の私なら、体調の悪い時はサプリメント三昧。
今は私にとってサプリメントは対症療法のお薬と同じ位置づけだと気づいたので、ほぼ卒業。
家に何もないので、頼りたくても頼れない状態。
かえってそれがいいみたいです、私の場合。
自分自身で自分の力で自然治癒力に頼って、という想いが強くわいてきだして、安易にお薬やサプリメント、ホメオパシーの類に頼るのはよそう、と大きな意識変換が起きてしまっているほど。
もちろんそれらのものが「いけない」という意味でも、対症療法はダメ、と思っているわけではありません。必要な時には思い切り頼らせてもらうけど。
でも自分に向き合う、身体を通じて。
そのことの方が今の私には心地よいみたい、断然。
というわけですっかり気持ちよくなってしまったスポーツクラブからの帰り道、ふと、こんなことが浮かんできました。
私はインストラクターの先生に対して、できるだけほっといてほしいと思うタイプ。
それは自分のペースでやりたい、という強い自己主張だととらえていました。
それなのに、なぜか先生に構われることが多くて、実はそれがうっとうしくなってやめてしまったレッスンもあるほど。
「ほっといてください」の気持ちと共に。
ところが。
いや、そうではなくて本当は構ってちゃんなんだ。
私は元々構って構って気質が強かったはずなのに、何かの拍子で「構って」とねだると多分母に「うるさい」とか「あっちに行って」とか言われて、全然覚えていないけれど、だからそれ以来、絶対「構って」とねだらないようにしていたんだ。
本当は人一倍母の愛を欲していたんだ。
なぜそう感じたのかというと、愛犬・華実が超ベタベタのコで、私は動物君に対してもそこそこ距離を置いてお互いに淡々とという付き合い方が好きなので、「華実君、ベタベタしないで」と何度も何度も言ったことがあるくらい。
それでも華実は決してベタベタをやめない。性格なのかな、しつこいな、まっ、仕方ないな、かわいいから、と感じたこともあるほど。
けれど華実は絶対私に何かを教えようとしているはず。
ん ?
本当は私がベタベタ気質 ?
それをあえて抑圧して我慢しているから「いい加減にママ、気づいてよ」と華実が教えてくれていたのでは。
そんな風に感じたら、私の潜在意識が「その通り」と反応したのです。
潜在意識は、自分では意識することのできない深層心理の部分。
人間は、約9割の潜在意識にその人生を牛耳られているらしい、というのが心理学での伝統の考え方です。
そっか、私はクールでマイペースな自分が本当の自分だと感じていたけれど、それと同じくらい超ベタベタのかまってちゃんのところもあるんだ。
かまってちゃんをいけないもの、感じたくないものとしてずっと抑圧し続けていたんだ。
きゃ~、ごめんね、かまってちゃん。
今まで気づかなくて本当にごめん。
これからはちゃんと意識するから。
人に対してツッケンドンになっている時は、本当はかまってちゃんが大暴れしている時なのかもしれないって。
そうですか、かまってちゃんでしたか。何だか感慨深いものがありますね。
きょうのレッスンは特別な感じがしたけれど、心身のその奥の部分にじっと隠れていた「かまってちゃん気質」が何かの弾みでニョキっと顔を出してくれて、「淋しかったね、ごめんね、かまってちゃん」とすごく素直に感じることができました。
私は、基本淋しがりや。
ううん、ほとんどの人が基本淋しがりやだと、半年くらい前に気づいていました。
その奥の奥の大元というか、私の淋しがりやはもしかしたら天下一品なのではないかと感じました。
だから華実みたいな超ベタベタのコが家に来たんだ。
私が招いたんだ、自分自身のエネルギーで。
淋しがりや。
恥ずかしいことでも隠さなくてはいけないことでもない、私の大事な構成要素、資質です。
かまってちゃんが突出したり暴走したりするのはなんだけど、今まで「無視」した分、大切に大切に向き合って、大切に大切に味わっていこうと思います。
身体が整うと心が整う、の証明ですね、きっと。
今私の足元には超ベタベタの華実がくるっと身をまるめてくつろいでいます。
「やっとわかってくれたんだね。あ~、疲れちゃったよ。本当に物分かりが悪いな、ママリンは。でも、ま、できの悪いコほどかわわいって言うしね」
華実君にそんなこと言われたくないんですけど 笑。