パソコンが壊れました 1

一昨日パソコンが壊れてしまいました。

 

本日、新しいパソコンでの執筆第一弾エッセイです。

 

以前のパソコンは2年前に購入したもの。

ところが昨年の暮れあたりから、なんか調子悪いな、ということが何度もあって。

主人に頼んでバックアップをできるだけマメにとってもらっていました。

ちなみに私は超がつくほどのメカ音痴。

 

パソコンは最低限の操作しかできません。

 

そして一昨日。

ウンともすんとも言わない状態に。

やばいな、と思って近くの購入店に持ち込んだら、ウィンドォズが起動しない状態。かなり「重体」ですとのこと。

 

ハードディスクが壊れてしまっているらしく、データを取り出すのにも三週間は日にちがかかると。

 

頭真っ白。

呆然自失。

 

これまでも何回もパソコンは壊れ、そのたびに新品を購入して仕事へとつなぎました。

それでもデータ取り出しはかかっても三日程度でした。

 

大体二年くらいで壊れるものなんですか、と質問したら。

ハードディスクの寿命は約5年。

ですが壊れるものは一年でも壊れます、とのお返事。

 

その、一年でも壊れますの部類だったようです。

 

数週間前、その時もパソコンが故障し、結果過充電との診断が下されました。

電源をさしっぱなしにしていて、充電状態がフルを過ぎてしまい、いわゆる漏電みたいな形になっているんだとか。

 

ハッキリ言ってそんなことも初の体験。

その日は放電作業をしていただき、無事復旧。

でもあの時すでに予兆はあったということなんでしょう。

 

主人は私のパソコンの使い方が荒いからだと大文句。

 

普通に使っているだけです。確かに使用時間は結構長いと思うけれど、だからと言って「壊れる」レベルのものではないと強く主張しました。

 

結局、理由はわからずじまい。

機械には当たりはずれがある。ただそれだけのようです。

 

家でいろいろ試した結果

 

〇 バックアップデータがあったこと

〇 メールは他のメールサーバーにも転送していたこと

 

で、多少のデータのこぼれはありましたが、仕事が復活できるくらいのデータは確保されていることがわかり、新パソコンを購入し、昨日は真夜中まで主人にガンばってもらい、きょうは私もカスタマーセンターなどに電話をしながら、ほぼ9割方、元通りに戻ってさらに新たなパソコンちゃんと、心機一転巻き返し気分で今、こうして当エッセイを執筆しています。

 

今まで購入した中で一番お安いパソコンです。

カスタマーセンターとのやり取りさえできれば、「どうせ」いつか、どこかで壊れてしまうものなら、そんなに高価なものは買っても仕方ないとの判断を下しました。

 

多分前のパソコンより画面も小さいし、色もあまり鮮明ではありません。

 

ところが当エッセイの執筆画面はこのパソコンのほうがなぜか使いやすい、見やすいのです。

 

わからないものですね。

 

今までの私は、パソコンは商売道具なんだから、そこそこのグレードのものが欲しいとの執着があったみたいです。

今回は、あまりにも「短命」に終わった現実を目の当たりにして、高いから長持ちするわけではないし、もっと言ってしまえば仕事の質とパソコンの価格は全く関係ないという、シンプルな事実に気づきました。

 

私は職人の娘なので、実は道具は命とさえ思っているほうだったようです。

魂を注ぐというか、命を吹き込むというか。その中に「価格」という項目も加味されていたみたいです。

 

そんなことがベースにあってのことなんでしょうね。現実的にお高いものを買うと、壊れた時のショックも大きい。まして二年で壊れるなんて。

 

「消耗品と割り切るべきね」と腹が決まりました。

 

すべての形あるものは壊れます。

すべての命あるものは必ずその場からいなくなります。

 

この、人生におけるもっとも大事な真実に気づかせてもらうためのパソコンの故障だったようです。

 

念のため、パソコンはメーカーさんに修理に出してもらうことにしました。

購入時に「安心サポート」のような店舗保証サービスに入っていて、そのお陰で5年間は「無料修理のサービス期間」なんだとか。

 

手元に戻ってくるのに3週間はかかるとのことですが、新品同様の状態のものが一台「ストック」できるということは何かの時にジタバタしなくて済むという文字通り「安心保障」になるし、私が使わなくても主人が使うことができるため、確かに新たなパソコン購入の金銭的痛手はありましたが、たくさんのことを学ぶことができて、少し得した気分。

 

パソコンの故障にさえ、学び、気づきがあるという「気づき」。

結構うれしいものですね。

 

この異例ともいうべき、新パソコン君への移行。

実はここに大きな意味があると感じ、当エッセイ執筆を思い立ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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