ここのところ、大きな「ネガティブ」感情が浮かび上がって来てくれています。
「ネガティブ」であっても私にとっては大切なパートナー。
きょうはハートのあたりがサワサワして、その後「孤独感」というメッセージが浮かんできました。
孤独と孤独感は異なるもの。
孤独とはその状態そのものをさすもので、孤独感とは真実がどうであれ、その人がどれだけ「私は独りぼっちだ」と感じているかの違いなんだとか。
私は小さい時からそれなりに人に囲まれて生きて来たし、特に孤独な状態になったとは思いません。
が「孤独感」はどうなんだろうと考えてみると、そういえばあまり人に本心を打ち明けることはなかったし、悩み事や泣き言も口にする方ではありませんでした。
いつもどこかで頑張ってた、踏ん張ってた感が強くあります。
そう考えると多分顕在意識では「独りぼっちで淋しいな」とは感じていなかったけれど、潜在意識の中には相当「私は独りぼっちだ」とそんな気持ちを抑圧して来たのではないかと自己分析によると。
どうやらその気持ちがいっぱいいっぱいになって浮かび上がって来てくれたのがきょう、ということのようです。
ちょっと調べてみたら「孤独感」は負のループにはまりやすいので、とっとと手放した方が良いとの記事が少なくありませんでした。
冷静に考えてみました。
確かに私は孤独感を抱えて生きて来たようだけど、でも良いこともあったような気がするんです。
元々あまりつるむのが得意ではないので、一人で何かをするのはそんなに苦手ではありません。
そのお蔭で、私は自分の愛着障害や憑依体質をセルフで克服させてもらえたし、インナー・チャイルドもセルフでそこそこ癒すことができたし、過去生などもセルフでそこそこ癒すことができています。
そのプロセスで瞑想上手 ! にもなってしまったみたいですし、同時にヒーリングやアニマル・コミュニケーションなどの能力も自然に開花してしまいました。
どなたかに直接的なサポートは受けずに。
もちろんもしかしたら間接的に、つまり私の意識しないところでどなたかが応援してくれていたことはあるかもしれないけれど、目に視える形では、「一人」でそこそこの自己統合を成し遂げることができてしまったような気がします。
そっか、そのプロセスの中にヨガのレッスンだったり太極拳のレッスンだったりが何らかの影響を与える感じで存在してくれていたのは確かかもしれません。
ただしセラピーとかヒーリングとかセミナーとか、その類のものに頼ることは一度もありませんでした。
ということは私の孤独感は、私があまり人に頼らずに、なんでもそこそこは自分で解決できるくらいのパワーを与えてくれたということにならないでしょうか。
例えば強い怒りは実は時として強いモチベーションに繋がることがあるように。
そう思うと「孤独感」はある意味私の味方であり、私の財産の一つだったとも考えられなくはありません。
まさか、こんな考え方ができるなんて。
ちょっと前の私なら「早く孤独感を手放そう」と考えたような気がするんです。
孤独感にもきちんと意味がありました、価値がありました。
私の人生においては必要な友の一つだったみたい。
それを「いけない」もの、「感じたくない」ものと抑圧し続けて来たのが、これまでの私。
そっか、孤独感はいつも私に寄り添ってくれていて、「独りぼっちで淋しいな」という想いとは裏腹にそれを武器にしちゃえば、とザジェスチョンしていてくれたのかもしれませんね。
もしかして孤独感を感じ続けていたから、大いなる何かと繋がりやすくなっていたとか ?
このように意識って単純にポジティブとかネガティブとかわけられないものなのではないでしょうか。
一見ネガティブ、一見欠点が実は自分の強みだったりして。
実はよく考えてみると今でも時々孤独感は感じています。
私の考えていること、主人には理解できないだろうな、って。
主人にはそのことは伝えています。
「そうなんだよ。全然わかんないことが多いんだ」と。
けれど主人が言ってくれたんです。
「だから書くんじゃないの ? 人にはわかってもらえない。伝わらないという想いがあるからこそ物書きやってるんじゃないの ? 物を書いて発信していれば誰かがわかってくれるかもしれないから。俺には理解できなくても。だから書き続ければいいんだよ。たとえ理解者がいないと思ったとしても。後世に残る、ってことだってあるかもしれないしさ。思ったことを書けばいいんだよ。どっぷり孤独感に浸ればいいじゃない。それも才能の一つなのかもしれないよ」
なるほど。
主人は理解者ではあるみたいですね。私の考え方に共感できないことが多くても。
そのことがわかっただけでもミッケモノ。
このエッセイを書いて良かったな、と思えます。孤独感と共に見つけた宝物。
私は無理やり孤独感を手放そうとは思いません。
しっかり感じて、しっかり認めて、自分の中に統合できたから、孤独感に頼る頻度はもしかしたら減ると思うけれど私にとっては大切なパートナーだとわかったから。
心強いパートナー。