今朝もセミの大合唱がめざましです。
今年のセミは例年より群れをなす傾向が強いようです。
鳴き方がいつもとは違う。
私を取り囲むかのように鳴き声が立体的に聴こえてきます。
こだまのような感覚です。
私は家の中にいます。
すごく近くで、一方すごく遠くで鳴いている感覚。
まるで多次元に同時にセミが存在していてこちらとあちらで輪唱をしているかのよう。
しばらくするとセミの周期数に同調させてもらえているかのような錯覚に陥ります。自分がセミの鳴き声の一部になったような気分です。
先日、鳥の真夜中の会合に異次元の世界を感じたとお話しましたが、セミの鳴き声もまた似たような感覚を伝えてきます。
ちなみにセミには「復活、再生」の意味があるんだとか。
と考えていたら何回かカラスの鳴き声。
カラスにもまた再生、再スタート、再チャンスの意味があるんだそうです。
カラスが鳴くと縁起が悪いとされる説もあるらしいのですが、私はまったくそうは感じていません。
カラスは普段、何気なく私のそばに寄って来てくれることがありますし、その時に彼らに攻撃されたことは一度もありません。むしろゆったりとしたたたずまいでその空間を整えてくれている気がするほど。
彼らの漆黒の羽根色はただただ壮麗で美しい。
さらに飛行機の音がそれに重なっています。
つまりセミとカラス、そして飛行機の多重奏が続きます。羽根のあるものたちの多重奏。
と書いていたらセミの鳴き声が一段と強くなりました。
飛行機は飛翔の意味だと思っていたら、なんでも重いものを持ちあげる、というような意味合いのメッセージがあるんだとか。
羽根のある存在たちに強烈にプッシュされているのかもしれませんね。
重いイカリを上げて、さぁ、人生の航路の新たな旅立ちだね、という祝福のメッセージ。
もしかしたらあなたも、ではないですか。