きょうは来るんじゃないかと感じていました。
次なる結界は「血統」「血筋」。
具体的には
私の実家、父方の血、母方の血。
今は亡き兄の奥さん方の血。
存命の兄の奥さん方の血。
主人の父方の血、母方の血。
とりあえず直接私の「血筋」に関係ありそうなところの結界を解かせていただきました。
例えば動物君の場合、「血統」というものが重んじられるケースもあって、血統書付きなんてことが実際にあったりしますね。
一般に言われる有性の場合と劣性の場合。
良い悪いではなく、劣性が濃くあらわれてしまうケースもあるのではないでしょうか。
いわゆる遺伝性疾患です。
また時にインブリードという言葉もあって、今は少ないはずですけど、あえて血の近いところでの繁殖を試みる、ということもあったりするのかもしれません。
人間の場合はどうでしょう。
昔は従妹同士などの婚姻なども少なくないとの話を聞いたことがあります。
家系図をたどって云々などと考えるつもりはありませんが、少なくともその家ならでの「色」は私たちの人生に何らかの影響を及ぼしているような気がしました。
それらに護られていた部分もあるでしょうし、それらが逆に足かせになっている場合もあるのかもしれません。
親戚などが集まると、「それは○○家の特徴だよね」とか「〇〇の家はそういうのはないわ」とかそんな話も耳にします。
それが良い傾向に現れている場合、人は得意そうに話します。
それがあまり好ましく思えない傾向に現れている場合、時に「たたられた家系じゃないか」と口にしたりします。
その辺のモロモロ、一回宇宙にお還ししようと思いました。
〇〇家の長女であり、末っ子。
同時に阿部家の嫁だったりもします。
でももういいかな、そういう線引きだったり、色分けだったり、ラベリングだったり。
今がその時。
私は私。すべての一部でもあるし、すべてそのものでもあるはずだから。
よくよく考えてみたら、私は女の子だから、女性だから、ということで護られて来たところもある反面、ものすごく我慢して来たところもあるんです。
嫁なんだから、は禁句にしたいくらいの抑圧力です。
〇〇家という言葉も実はあまり好きではありません。
縛らないでね、定義付けないでね、私のこと。
ずっと口にしたかったこの言葉。
「血筋」「血統」とは少しずれてしまったでしょうか。
でもこれは本心。
ただし潜在意識の中で、こういうものに縛られ、抑圧されながら生きることを望んでいた自分がいる、というのも事実です。
なんだろ、困ったもんだな、人間って 笑。
でも。
だから愛おしいんだな。