どうやら外れました、意識の結界。
なんとなく気づいていたんです。
私たちは無意識のうちに「意識」という形で自分の周りに「結界」を作っているのではないか、と。
それは自分を護ってくれる側面もあるけれど、同時に自分の何かを抑圧してしまう側面もある。
その結界はよろいかぶとだったり、一般に「ブロック」という言葉で表現される意識での防護壁だったり。
今までは意識的に「護り」を強くしなければならなかった。
けれどここに来て、その過剰なまでの「護り」こそが自分自身の可能性をせばめている元凶なのではないか、とそんな風に感じ始めていました。
今朝、結界が外れたな、と感じたのはどうやらセロトニンがたくさん出始めているらしい自分を認識したからです。
目が覚めると横に愛猫・海・うみが私の横にいて、普段はあまりそういうことはありません。
ヒーリング = 癒しが必要な時だけ私のそばにきてくれます。
必要なのは「私」。
つまり海・うみは私を癒すために私の横にベタっとくっついてくれるのです。
今朝は、私の左手を海・うみのお腹の下に、そして海・うみの両手は私のオデコに、という形でのヒーリングが行われました。30分以上のヒーリングです。
犬猫ちゃんは実はヒーリングができます。
わんこの場合は身体を動かすことによって、猫さんの場合は人間のヒーリングとかなり似ています。エネルギーを繋げるのが得意です。
私たち人間も本来は誰でもヒーリングができます。それを意識的、あるいは無意識に封印してしまっている場合がありますけど、本来は誰にでも備わっているはずの能力です。
海・うみは今までにも何回もヒーリングをしてくれて、私の胸からお腹の上に身体をずっとのせてくれる時もあります。
以前は「大丈夫だよ、ヒーリングしてくれなくても」と言うことが多かったのですが、最近はそれがベストなんだろうと海・うみの意思にお任せにするようになりました。
きょうのヒーリング時は、私は胎児のポーズになっていました。
横向きになって母の胎内にいるかのように背中をまるめています。
そしてずっと笑っているのです、私。
それはそれは楽しそうに。
多分なんですが、私は笑い脳に何らかの欠陥があって、人とは完全に笑いのツボが異なっていて、しかも笑顔は得意だし、ほがらかな方なんですけど大笑いをすることはそれほどありません。
実はこれは、私の中の意識がそう仕向けているんだろうということにも気づいています。
ところがきょうはキャッキャはしゃぐかのようにずっと笑っていました。
まさに赤ちゃんのように。
そもそもの私の性格は楽天的です、何より自由を好むタイプ。
一切の縛りはいりませんタイプ。
けれど人間の意識は必ず裏の面も備わっていて、実は心配性だったり、束縛や安定を好むところがあることに最近気づきました。
そのいずれもが私です。その、裏の部分を今までないものとして抑圧してきたため、ここ三年間くらいはまぁいろいろと出てくる、出てくる 笑。
いつまで続くんだ、エンドレスじゃないか、ときのう私自身にいわばクレームをつけていんです、いい加減にしてよ、と。
クレームのつけがいがあった、ということでしょうか。
きょうは朝からキャッキャ笑えて気分爽快です。
私たちって笑う時、お腹の底からと言いますけど、きょうの私は横隔膜がかなり動いてくれました。
横隔膜の奥の方に太陽神経叢という、いわば私自身の太陽みたいなところがあって、そこからいろいろなネガティブが飛び出していってくれた感じがしました。
また横隔膜が動くとその上のハートチャクラにも良い作用が働くみたい。
ハートが笑う、という感覚でしょうか。
結界が外れて、また楽天的&自由奔放な私が優位になってくれるのかしら。
楽しみです。
今、このエッセイを執筆している横に海・うみがいます。
パソコンから5センチの至近距離。
横から手をのばしてキーボードを打とうとするので闘いです。
海・うみはおそらく私自身です。
これはずっと前から感じていたこと。
ペット君は飼い主さんの「一部」が別の肉体となって姿を現しているだけ。
証明したいな、この、私だけの感覚かもしれない事実を。
すぐにその時はやってくるでしょう。
楽しみ、楽しみ。
私のお気楽脳が全開になってくれはじめているのでしょうか。
海・うみのヒーリング能力は私なんかの比ではありません。
人間はエゴがあるから。
ヒーリング時に「エゴは一切入りません」とおっしゃる方がいますけど、どうかな、それはあり得ないのでは、が私の意見です。
なぜなら肉体があるということはそういうことだから。
だからこそ私のようにエゴ満載のヒーラーは、自分自身の統合を進めて、少しでもそのエゴの入る比率を少なくするための努力が求められているのです。
エゴのない人間はこの世に存在できません。逆に言うとエゴを感じるために私たちはこの世にいるのではないでしょうか。私だけでしょうか、こう感じているのは。
この辺も何かの形で証明できると日が来るといいんですけど、さていつになるのやら、ですね。