効用といっていいのでしょうか。
深呼吸をすると。
内臓マッサージに繋がるそうです。
深呼吸をする時にまず吐く、長く、そして吸う、酸素は一瞬で体内に流れ込みます。
この繰り返し。
ヨガやストレッチなどをしている時の腹式呼吸は、お腹に呼吸を深く取り込む呼吸法です。
太極拳もそうなのですが、微妙に異なるところがあって、
通常息を吸い込んだ時にお腹を膨らませるのですが、太極拳は逆、息を吸う時はお腹を引っ込めていきます。
ピラティスは一回しかやったことがないけれど胸式呼吸です。
通常の呼吸と同じ感覚、けれど深く吐いて深く吸い込みます。
骨盤や背骨を意識した時の呼吸法は腹式と胸式のミックスです。
深呼吸をすることによって内臓がマッサージされ、余分なモノも排泄されやすくなる。
ヨガなどは確かに内臓をねじる、というポーズもあったりします。
深呼吸は内臓のマッサージ。
これはきのう受けたベルビックというスタイルのエクササイズ時に教えていただいたもの。
骨盤と背骨を整えていくことがメインのストレッチです。
なるほどね、と感じたのは、私は一般に言われる有酸素運動系はあまり得意ではなく、結果、というか、すべて呼吸法をとりいれているエクササイズばかりを受けていることに気づいたこと。
さらに太極拳のポーズの中には呼吸器系・気管を強くするポーズも含まれています。
まったく無意識のうちに、自分に必要なレッスンを受けているということ。
これ、もしかしたら以前もお話したことがあるかもしれませんが、そっか、無意識のうちに、というのは実は潜在意識がそれを必要と判断して、自分にきちんと指示を出してくれていたんだ、ということなんだな、とまたまた気づいてしまったわけなんです。
つまり無意識のうちに、は顕在意識ではなく潜在意識の判断で、ということに繋がりませんか。
例えば私たちは無意識のうちに、自分の苦手な人のエネルギーをブロックしていたり、無意識のうちに自分に必要な食べものをとりいれていたり。
無意識じゃなくて、意識する場所が違っていた、ということです。
動物君もそうなんですよね。
彼らは無意識のうちに自分に必要な食べものをかぎ分けていたりします。
人間の場合、頭で判断するので、これは身体に良さそうだから食べておこうと考えますが、動物君の場合、頭ではないところでこれは身体に必要なものだから食べておこう、と判断しています。
本能なのかな、今はそれを断定する表現が見つかりませんけど。
よく「ウチのコ、このサプリメントをかけるとごはんを食べないんですよ」というママさんの言葉を耳にします。
「食べないってことは必要ない、ということなんじゃないでしょうか」
この言葉に「なるほど」とうなずいてくださる方と、「いえ、だってこのコにはこのサプリは必要なんですから」とおっしゃる方と。
どちらが良い悪いではなく、動物君の意思の方が正確な判断をしている場合が少なくないかもしれませんね。
頭で考える人間。それはエゴによる判断です。
エゴ=いけないもの、ではなく、けれどたいていの場合は、不安や恐れに引っ張られての判断です。
その事実をこれまたジャッジするのではなく、事実として淡々と受け容れられるようになると、その方の不安や恐れは徐々に軽減していきます。
断固として「イエ」とおっしゃる方ほど、実は不安や恐れに引っ張られている可能性が高いのです。
言葉を変えると顕在意識だけがすべてだと信じている方は当然そういう考えに落ち着くケースが多いです。
顕在意識と潜在意識は、一般的には心理学用語として捉えられています。
心理学、関係ない、と考えるか、深入りはしないけどその理論はわかるかも、と捉えるかで意識の幅が変わってきます。
意識の幅を狭めるのも広げるのもその人の自由。
私は意識を拡げた方が断然楽しいと思ってしまったので、なるほど潜在意識って結構魅力的ね、と感じています。
呼吸法による内臓のマッサージ。
私はこれを13年続けて来たことになります、深層意識に導かれて。
だから健康になれたんですね、13年前より遥かに。
私はカウンセリング時に必ずデイリーでのセルフ・ケアの一つとしてクライアントさまに「深呼吸」をおすすめするようにしています。
深呼吸はお金もかからないし、ごくわずかの例外を除けば誰にでもとりいれられるセルフ・ケア法です。
それをきちんと続けてくださる方と、すぐにやめてしまう方と両方いらっしゃいます。
どちらが心身のバランスが整いやすいかというのは歴然としています。
誰にでもできる、一見なんでもないことに価値を見出せるかどうかの違いです。
それもまたその方の人生の課題によるものなので、良い、悪いではないところで。
さぁ、私は深呼吸は一生の友として、その伝道師にさせてもらおうかな、と個人的にそう決めたところです笑。
私たちの身体には自然の叡智がたっぷりつめこまれていますね。