ベランダのコンテナ・ガーデンのチューリップの花が咲いてくれました。
咲いた~、咲いた~、チューリップの花が ♪
ではじまるあのお馴染みの歌、
あれって「みんな一緒、みんなおんなじ価値があるんだよ」という意味が込められている歌なんだとか。
赤、白、黄色、どの花見ても綺麗だな ♪
ね、確かに、ですよね。
私は色に対するこだわりが強い方で、数年前まではベランダのお花は自分が好きな色だけを選んで植えていました。
たいてい、白、パープル系、ピンク&ローズ系のグラデーションでした。
三年くらい前から、通販で寄せ植えをいただくように変わりました。
プロの方の寄せ植えなので形のバランスも素敵だし、けれどお花も色も種類も自分ではとても選ばないようなものが入っているので、最初は「なんか、違うかな」と違和感を感じることも少なくありません。ところがしばらくたって、お花が満開になり始めると不思議ですね、「あ、いい感じ」と自然に顔がほころんでしまうようになったんです。
チューリップも同じ。
球根ってすぐ咲かないし、それにちゃんと芽が出て開花してくれるかどうかって案外わからないことも多くて、自分ではなかなか植えないお花の一つでした。
ところがあるショップさんでビオラとチューリップの球根の隠し植えという寄せ植えを見つけて。
これがとても素敵だったんです。
ビオラは花期が長く冬前から楽しめます。
そしてチューリップは三月に入ると目が出て、そして今、すべてのチューリップに蕾ができています。
今朝咲いたのは、薄い、ピンクっぽいパープル。
私の好みにドンピシャです、とってもキュートです。
ビオラももちろん満開、アクセントにスイート・アリッサムが入っています。
定番中の定番の組み合わせ。
それが、かなり素敵なのです。
私は洋服などもある意味個性的、身体が人よりちっちゃいので、7号サイズか9号サイズの少しゆったりめのものが多く、色は結構カラフル、どちらかというとエスニック系、あるいはリゾートチックなものが多いんです。
シンプルな、定番チックな洋服はかなり少ない。
どこか「人とは違う」自分を意識しているのかもしれませんね、私の深層心理は。
ですのでベランダのお花が定番チックなのは、私としては珍しい展開。
でも、良いのですよ。
もしかしたら、私は「人とは違う」自分を意識しながら、どこかで「人と同じ」自分にも憧れているのかもしれませんね。
お花一つでも、そんなことを感じる格好の材料となるから不思議です。
そう、感じたのですよ、スピリチュアルって、正しくはスピリチュアリティだけれど、実はすごく当たり前のことで、当たり前の生活の中に当たり前のように組み込まれているというか、誰でもが当たり前に感じられることを言うのではないかと。
スピリチュアル、という言葉にある意味特別意識をもたせていること自体、時代遅れなのかもしれないな、なぁんて思ったりしました。
時代遅れというのも変な話で、ずっと「不変・普遍・不偏」の存在だったものではないのかしら、と感じています。
私の中の「スピリチュアル観」は大きく変わっています、今。
これからはスピリチュアル、と言葉に出すことも少なくなるような気がしています。
否定、排除、ではなく、私の中の「スピリチュアル」というお花が、あえて主張しなくても私はいつもいるから、あなたの真ん中にいるから、と伝えて来てくれているような気がするからです。
さて、きょうは桜林でのお花見ランチと夕方愛犬・華実とのお花見散歩を思う存分楽しみます。
そうなんです、この時期は桜並木のはしごが楽しくて仕方ありません。
桜の精霊さんのお蔭かな(笑)。
期間限定のスペシャル・サービスなので思う存分楽しんできます。