本を読むと「癒し」が起きますね、どんな内容の本でも、自分の中の何かがそれに反応するから。
それが「共鳴・共振」。その結果、どちらかというと「ポジティブ」な感情に向いてくれる時、私たちは「素晴らしい本だった」と感動したりするわけです。
最近気づいたのは、どんな感情であってもそれは「癒し」のワンステップだということ。
例えば「何、これ ? つまらない」と感じたとしても、自分には何が合うのか、を判断しているだけかもしれませんし、「つまらない」と感じることを抑圧していた人が「つまらない」と感じることでそのエネルギーを解放させてもらっているのかもしれません。
あるいは自分のことを「つまらない」と感じている心のあらわれなのかもしれません。
そんな風に、本との出愛もやはり「一期一会」、そして必然なのだと感じると、どんな本に対しても愛が感じられるようになりますし、またその本の著者さん、そして制作チームすべてに感謝の気持ちがわいて来るようになります。
ネガティブな感情にもまた愛を贈ることができる、そのチャンスをもらっているということなのかもしれません。
さて、昨日の夜、一冊の本を読みだしました。
確か3年くらい前に買った本です、未読のまま処分対象に、ときのう手に取りました。
ところがなぜかその本が「読んで」と主張してきたんです。
で、読み始めました、綺麗なエネルギーを感じます、ということは今の私の波動に合っているんだな、とまずは一安心。
最近は本を読むと、かなりの確率で自分の細胞が動き出すのを感じます。時にあまりにも強すぎるエネルギーの本もあって、それらは大切なメッセージを携えているのは確かなのですが、時々、あまり気持ちの良くない波動のものが感じられる場合も少なくありません。もちろんそれも自分の中にあるエネルギーの一つなので大切な出愛であることには変わりはないんですけど。
きのう読んだ本は、さぁっ~と清流のようなエネルギーでした、「素敵 !」、一気に読みたかったのですが、三分の一くらいしか読めませんでした。
今朝、起きてみると「鼻水」が少し出始めています。時季的なものもあって、物理的に判断すると花粉症かな、と感じるものです。
私は重篤な花粉症で20年近く苦しんできたタイプ。
ところが。
5年前くらいに完全克服させてもらったので、その後も脳から身体に花粉症の指令は出さないようになりました、つまり、今回の症状も花粉症ではないと判断しました。
調べてみたら、「これだ !」という情報が見つかりました。
「アレルギー」の項目です、自分が有毒、有害、毒であると思い込む強い自己概念の解放、でした。
そうなんです、「アレルギー」って強い自己否定のあらわれなんですね、感情的に言うと。それをきちんと受け容れてあげれば、自己否定は自己肯定に繋がるので、アレルギー症状は時間と共におさまっていくんです。
アレルギー症状にもきちんとポジティブな役割があって、それを愛をもって受け容れる、そのチャンスをいただいたのが今回の「花粉症症状」のあらわれだったということみたい。
こうやって私たちは自分の「エゴ」と上手に付き合っていくことができるようになります、自分の気持ち次第で。
私は元々食べものアレルギーなどはないのですが、花粉症だけはものすごいものをもっていました。ということは、今、この花粉症が治ってくれているとしても、どこかにその「素養」は残っているわけです、一生「アレルギー」という傾向は抱えて生きていかなくてはなりません。
そのことを受け容れる。
そして「アレルギー」が出た時は、解放のチャンスと「アレルギー」に愛を贈る。
このプロセスが私にとっての「お薬」、つまり「癒し」そのもののプロセスなのではないかと。
こうやって自分の心身とお付き合いしていくと、たとえ何かしらの症状が出ていたとしてもたいていの場合は悪化しません、ありがたいことに、お薬、それに代わるツール類に頼る必要がほとんどなくなります。
そのスイッチを押してくれたのが、今回、私にとっては一冊の本だった、ということなんですね。
本を読んで大泣きしたり、大笑いしたりももちろん「癒し」のあらわれ。
もしかして頭にくるほどつまらなくて「お金、返して ! 」と感じるのも怒りの解放という「癒し」なのかもしれません。
ボジティブだけがよくてネガティブが悪いということはありませんね。
というわけでこの本を一気に読ませてもらいました。10年以上前に書かれた本だけど素晴らしい内容でした。
今、ピンときました。
私の著書も10年くらい前に上梓させてもらったものもあるんです。いまだに買ってくださる方がたくさんいらっしゃる本。
時代も 、それに合わせて情報も刻々と変わっていくものだけれど、それでも「不変の愛」のエネルギーは色あせることなく、読んでくださる方のハートに届くんだな、と、あらためて私のいただいたお役目の意味を確認させてもらいました。
これも自己否定の解放のお蔭ですね、一つ、自己肯定の種が増えました。
きゃ~、嬉しい、素直に嬉しいです !
そっか、清流のようなエネルギーで私の体内を掃除してくれたんだ、その掃除が鼻水。
水に関係あり、と思ったら、きょう26日は、天国在住・愛猫・海・かい&こちら在住愛猫・海・うみの月誕生日でした。
どちらも「海」、水に大いに関係ありの猫さんたちです。