数日前、奇妙な体験をしました。
それは。
ある本を読もうとして三行で挫折。
気持ち悪いんです、とにかく、何かが。
実は大ベストセラー本。
レビューは絶賛の嵐です。
ところがページを開いた途端、とても読める雰囲気ではありませんでした、内容云々ではなく、
そこに漂う「氣」のようなものでしょうか。
最近はYouTubeでたくさんの著名人を拝見することができて、これは本当に素晴らしいシステムだと思っています。
でその、読みたいと思った本の著者さんの動画を観てみました。
納得。
好き嫌いではなく、波動的に私とは何かが合わないということがわかりました。もちろんどちらが良いとか上とか言っているのではありません。
今まで読んでいると気持ち悪くなる、という本はあっても、開いた途端、何かにはじかれた気分になったのははじめてのこと。
なるほどね、と理由がきょうわかりました。
その方はおそらくどなたかのマインドコントロールを受けているみたいです。ご本人は気づいていないのでしょう。
そのマインドコントロールのエネルギーがご著書に投影されているみたいです。
ということは、その本を読んだ方もマインドコントロール状態になるのではないかと感じました。
これは私の感じたこと。
もしかしたら他の方は全然異なる見解をもたれるかもしれません。
で、私は直感を信じて良かった、と感じました。
こんなにたくさんの方が絶賛しているのに、私にはそれを読むことさえできない。
私ってすごくおかしいのかもしれないと感じていました。
もしかして、この著者さんにジェラシーを感じているとか ?
その方を信奉している方は少なくありません。
おかしいな、なんでなんだろう、あのエネルギー、どうしても違和感を感じるけど。
そう、そう感じたものには近寄らない方がいい。
いろいろなエネルギーが交錯しているため、エネルギーに敏感な方は、さまざまなエネルギーをキャッチしてしまうのかもしれません、
憑依体質と同じですね、
知らないうちに何かを呼び寄せてしまっている。
私も以前「憑依体質」と言われ、かなり苦しんだことがあるんです。
けれどこれは実はその方の「エゴ」が引き寄せてしまっているものたちです。
私の場合ももちろん。
私たちは「エゴ」と共に生きている存在です、「エゴ」のない人はいません、
私にも「エゴ」はたっぷりすぎるほど(笑)あります。
ただ、その「エゴ」があまりにも強烈な場合、他者からも強烈なエゴを投影されて、結果マインドコントロールのような形になることがあるみたいです。
私にはその方をジャッジする権利ももちろんそんな気持ちさえもありません。
自分のことに置き換えて。
人間の「欲」は隠そうとしても隠せないもの。自分は欲深い人間だ、と改めて自分自身のそんな「面」も受け容れようと思いました。
「欲」のない人はいませんね、でも「欲」をいけないものと信じ混んできて、自分の「欲」を認められない方は多いのではないでしょうか。
おそらく私自身にもそういうところがあったのでしょう。
「欲深い自分」に今一度、愛をこめて。
そもそも人間には強い生存欲求というものがありますものね。
そう、あの「気持ち悪さ」は「欲」の想念だったんです。
「欲」は悪いものじゃないよ、って言ってあげたいな、本当は。
でもそれは「大きなお世話」。
「欲」に心から愛を贈ります。
かわいそう、欲って。
どんな人にも存在している感情なのに、かなりの比率でわるものにされてしまって。
かわいそうというのも「エゴ」ですよね、ただただ淡々と受け容れましょう、「欲ちゃんは私たちの一部」と。
ちなみにその本に渦巻いていた「欲」はコンプレックスの裏返しの、強い「選民意識」でした。個人レベルの欲ではなく、おそらくかなり広範囲な集合意識レベルのものでしょう。
そういう意識に巻き込まれる可能性は誰にでもある、というのがあの本のメッセージなのかもしれません、そしてそれは自分とは無縁のものではないんだと。
意識はみんな繋がっていていわば連帯責任なんだと、大切なメッセージを伝えてくれた本なのだと感じました。
日本人は欧米人に比べて、人との境界線が築きにくい国民性をもっているんだとか。
そのことがプラスに働くこともあればマイナスに働くこともあります。
+だけとは限りません。
だからこそ直感は大切。
自分自身のハートの声ですから。
ハートがNOと言ってくれたものには近寄らない。
今回の経験は、そのチャンスを実感し確信に変えろ、ということを伝えるためのものだったみたいです。そのための「ツール」としてもその本が必要だったんですね。
内容的にはものすごく興味のあるテーマでした。
けれどそれは読まなくてもヨシ、とのことだったことを考えると、そのテーマそのものを手放していいよ、ということだったのですね、そっか、そういう意味もあったのか、と妙に納得してしまいました。
いろいろな意味で「ありがとうございます」の本でした。