今年初のエッセイです。
前回よりずいぶんと間があいてしまったのは、大変容の嵐の真っただ中にいたため。
変わりました、変われました、のご報告は随時公式ブログの方でさせていただいています。
実はまだまだ大変容ご報告はあるのですが、取り急ぎ、と言いますか今年のご挨拶をかねて、当エッセイとさせていただきます。
ヒューマン・エンジェル。
文字通り、人間でありながら天使のようにこの地球に貢献する、という意味の言葉だそうです。アメリカのスピリチュアル・リーダー的存在の方が提唱している言葉です。
この言葉には三か月ほど前に遭遇。
ハートに響くものがあったのですが、もう少し整理したい、考えたいという意識が働いた様子で記事化はきょうとなりました。
このヒューマン・エンジェル、結構ハードルが高い内容になっています。
他の方のサポートをする。
けれど必ずお相手の自立を促す。
そのためにはもちろん自分自身が確立していなければならない。
私たち日本人は少しウエットな人間関係を好む傾向があるため、少しハードルを下げないとアップアップになってしまいそうな気がします。
そう、欧米の方、特にキリスト教圏の方は、基本的に神に対して契約の意を唱えます。
自分の思うベストはこれ。
それに向かって邁進します、というような宣言タイプの内容がメインです。
良い悪いではなく、私たち日本人の場合、これだと宣言はしたけど自分ではそこまでできないかも、という抑制の意識が最初に働きやすいため、
どうも実践がシックリ来ない、
そう、顕在意識と潜在意識の間に大きなギャップが生まれてしまいがち。
結果、「宣言通りに行きませんでした」という敗北感と罪悪感にさいなまれることが多いんだとか。
他の方はどうかわかりませんけど、私にはすごくよくわかります、この感覚。
昨年、引き寄せ系の本を何冊か読んだのですが、読んでいると気分が高揚するんです、自分が一回りも二回りも大きくなった気分。
でもどこかでもう一人の自分が、「こんなに意識を拡げたら大変なことになるよ」と思いっきりブレーキをかけていることに気づきました。
多分私にとっては、契約ごと、約束ごとは絶対に守らなければいけないと感じるもので、初めから飛ばし過ぎることに対して警告のランプが出ていたみたいです。
中距離、長距離のランナーなのに、最初から短距離なみに飛ばしてしまいすぎることに対する不安というか。
ヒューマン・エンジェルに対しても同じものを感じました。
ふむふむ、素敵な概念だわ、ヒューマン・エンジェル。
でもあなたは自分自身を本当に100%確立できているの ?
少しの迷いもなくそう言い切れる ?
自分に迷いがあれば、人のサポートなんてできないでしょ、まだまだ先にやるべきことがたくさんあるんじゃない ?
そうです、冒頭にお知らせした通り、私はまだまだ大変容の最中にあるので100%の自分は確立できていない段階なんです。
その段階をきちんと認識する。
それが私のヒューマン・エンジェル計画の第一歩です。
さらにハードルを下げる、確実に自分ができるラインを狙う。
私の場合は。
誰でも本当はヒューマン・エンジェルになれる資質をいただいているけれど、
肉体をもっている以上「100%」の自分の確立と「100%」のお相手の自立支援はなかなか難しい。
自分の確立はまだまだだと認識しながら、それでもお役に立てることがあるのならその方の自立支援をさせていただこう。
けれどそれには自分の自立が大切、優先事項。
自分がフラフラしているのに、「私はヒューマン・エンジェルを目指します」などと宣言しないで、「まだまだ不十分な私ですが、今の私にできるベストでのヒューマン・エンジェル計画のメンバーに入らせてもらえるように、意識の中にしっかりとそれを入れておきます。できればその状態のベストを感じられるように力を貸してください」
うん、このくらいが私にはちょうど良いかな、という感じです。
なんか思いっきり腰が引けているみたいでしょ。でもそれが今の私ですから。
この腰の引け方が案外心地良いんです。そのことをここ一年でみっちりとしごかれたような気がします。
引き寄せでうまくいっている方はいいんですよ。
私のように自分にプレッシャーをかけすぎるタイプは、思いっきり腰を引いて、「うん、絶対大丈夫」と感じられることを積み上げていった方が、断然ストレスが少なくなります。
すると。
自己肯定が強まって、次第に自分自身の確立へと近づいていくことができるようになります。
何度も何度も失敗を重ねてたどり着いた私なりの「成功法則」です。
私なり、なのですべての方に合うわけではないと思いますけど。
ヒューマン・エンジェル。
この素敵な響きの言葉を意味する数字は「808」だそうです。
去年の暮れから、やたらこの数字を目にする機会に恵まれました。
そっか、自分自身でインプットした「ヒューマン・エンジェル」という概念が少しずつ成長してくれているのかな、いつか大輪の花になるのかな、とかなり楽しみなストーリーの種まきをしたばかりです。
私はどちらかというと猪突猛進タイプ。
でもそれが自分への大きすぎるプレッシャーになることに気づいたので、カメさんチックに一歩ずつ一歩ずつ進んでいけるといいな、が今年年初の抱負の一つとなりました。
そのパートナーは今年もわが家の生き神さま、愛犬・華実と愛猫・海・うみです。彼らのペースに合わせていればダッシュしすぎることもありません、途中で息を切らしてリタイヤなんてこともなくなるでしょう。彼らはパーフェクトすぎるほどのマイペース達人です。
完走に向けた、最高の伴走者たちに、今年も「よろしく !」